日本人が海藻を食べているのを外国人が見ると、
まるで紙かビニールを食べているようだと気持ち悪がるようです。
海藻を食べる食習慣は日本特有のようです。
2010年4月、フランスの海洋生物学と海洋学の研究・教育機関であるロスコフ生物研究所の研究チームが、海藻を消化する酵素は日本人の腸内にのみ存在していると発表しました。
研究チームは、ゾベリア・ガラクタニランという海洋性のバクテリアが、アマノリ属の海藻に含まれる多糖類を分解する酵素を持っていることを発見しました。
そして日本人の被験者13人と、北米に住む被験者18人の腸内細菌の遺伝子を比較したところ、その海洋微生物に由来する遺伝子は日本人の腸内からしか発見されませんでした。
日本人は長い間、習慣的に海藻を使った料理を食べて海洋微生物を摂取することで、腸内に数兆個棲むとされる細菌の一種が、海藻を消化する遺伝子を取り入れることができたのではないかと考えられています。
関連参照:
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