心臓が1日に収縮・拡張する回数は約10万回です。
実は、心電図で24時間記録してみると、その10万回のうち、1、2回は脈が乱れることがあります。
中年以上になると98%の人に不整脈がみつかるのです。
原因はストレス、睡眠不足、疲労などですが、加齢によって不整脈はある意味誰にでも起こりえます。
健康診断などで「不整脈が出ていますね」、などと言われても通常、直ちに心配することはありません。
精密検査などで「問題ない」と診断されれば、不整脈が出ていても治療などはおこなわれません。
しかし、「危険な不整脈」と診断された場合は要注意です。
主なものには以下の3つがあります。
1>心房細道:直接命にかかわるものではありませんが、長く続くと血栓ができ、脳梗塞や心不全の危険が出てきます。
2>心室細道:心室がけいれんし、血液が送り出されない状態です。血液が全身に回らず危険な状態です。
3>洞不全症候群:時々、脈が途絶え、休んでしまった状態です。洞結節・洞結節周囲の異常です。すぐに命に関わることはありませんが、めまいや失神を起こすこともあります。
脈拍数が1分間に40以下と極端に遅い場合や逆に1分間に150以上と極端に速い場合はできるだけ早く病院での診察を受ける必要があります。
なお、不整脈を扱うのは循環器内科です。
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