2014年3月26日水曜日

猫背と脳梗塞

姿勢が悪いというとき、普段の生活や癖、身長・体型など個人によっていろいろと違いがあります。


なかでも、猫背は見た目も悪く、健康維持の上からも悪影響を及ぼしています。

脳梗塞などの命に関わる脳血管疾患の原因になるので要注意なのです。

人の頭は平均で5~6kgあります。

この重みを、首と背骨やその周辺の筋肉が支えています。
猫背になるとさらに負荷がかかっています。

この緊張状態が続くと、肩や首のコリ、頭痛、眼精疲労、腰痛などさまざまな体調不良の原因になります。

また、首には「椎骨動脈」があります。

首の後ろの付け根に沿うように左右にあり、頭蓋内で合流、後頭部で「脳底動脈」となります。

猫背の姿勢が続くと、この椎骨動脈に慢性的に負荷がかかっている ことになって、ちょっとしたきっかけで血管が避けたり、詰まったりする危険が高まるのです。

普段の生活のなかで猫背になりやすい体勢でいる時間の長い人は、簡単なストレッチなどをしてみるといいでしょう。

たとえば、こんな風に。
1>手のひらを合わせて組み、頭の上へ手のひらを持ち上げて伸びをする。
2>そのまま、体を左右に倒し、脇腹を伸ばす。

0 件のコメント:

コメントを投稿