計算するということ。
難しい計算よりも、かんたんな計算で脳が鍛えられるのです。
難しい本を読んでいるときは、たくさん脳を使っているような気がします。
また、「つまらない」、といやいや読むより、
「面白い」とすすんで読む方が、脳への刺激が強くなるように思えます。
実際は、本の内容や好き嫌いは、ほとんど関係がないということがわかっています。
計算についても同様です。
数学が苦手な人でも、計算すれば脳は活性化します。
意外なのですが、
複雑な計算問題を解いている時は脳全体ではなく、脳の一部しか働いていません。
ところが、パッとみて答えが浮かぶような単純計算を素早く行うほうが、前頭前野を含む広い領域で脳が活性化していることがわかってきました。
意外なのは、単純な計算に慣れても脳が働かないということはなく、
1+1を何回行っても、脳は同じように活性化するのです。
文章も声に出して読めば何度呼んでも活性化します。
ただし、暗記してしまって文字を読まなくなると、とたんに効果はなくなるのです。
参照:シニアからの栄養学
関連参照:つまらんことでしょうか
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