2014年4月30日水曜日

血液型と病気の話--5

皮膚ガンに関する論文
アメリカのハーバード大学の研究者たちがおこなったコホート研究です。

皮膚ガンの中でも、特に有棘細胞ガンと呼ばれるガンが血液型と関係しているという報告です。

結論は、O型は非O型よりも1.14倍罹りやすい、というものです。

皮膚ガンには、大きく分けて基底細胞ガン、有棘細胞ガン、悪性黒色腫(メラノーマ)の3種類有ります。

日本人に一番多いのが基底細胞ガン

ホクロと見分けがつかないようですが、放っておくと皮膚の下に浸潤して骨まで達し破壊してしまうが早期発見ならばほとんど100%治るといわれています。

ハーバード大学の研究は、この基底細胞ガンについても調べていて、やはりO型が非O型よりも罹りやすいと結論しています。

そのリスクはわずかで1.04倍でした。

さて、有棘細胞ガンのほうですが、これは日本人の皮膚ガンでは2番目に多く、悪性度は強い。
他臓器移転なども起こします。

罹りやすさはO型は非O型よりも1.14倍リスクがある、といいます。

ただ、ことさら、神経質になることはないようです。


なお、この研究では、悪性黒色腫(メラノーマ)と血液型との関係はでなかったそうです。



地球規模で見てみると「西A東B」「北A南O」という分布をしています。


関連参照:
つまらんことでしょうか



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2014年4月29日火曜日

血液型と病気の話--4

エコノミー症候群になりやすい血液型

エコノミー症候群(肺塞栓症)は、ふくらはぎや足の付け根の静脈にできた血栓が肺の血管に詰まることで起こります。

足の静脈にできた血栓が肺まで流れていって、そこで詰まるのです。


かなり先端の細いところが詰まるのではなく太いところが詰まると呼吸困難になるなど重篤な事態になることもあります。

血液型と肺塞栓症のこの関係はかなり注目を集めていたようです。

最新の研究が発表されました。

2010年、アメリカのダナ・ファーバーがん研究所が発表したもので、コホート研究です。

彼らは全米の看護師とその他の医療従事者を対象としたコホート研究を利用して、血液型と肺塞栓症の関係を調べました。

対象者は10万人

それを10年間にわたって追跡調査しました。

この期間に肺塞栓症に罹った人は、全部で499人いました。

血液型による違いは非O型の人はO型と比べて1.46倍も肺塞栓症のリスクが高かったのです

このリスクはA型、B型、AB型でほとんど変わらなかった。

2008年に行ったイギリスのチームの別の調査でも、
非O型のほうがO型と比べて1.79倍高かったというデータもあるようです。





関連参照:
上手に生きる更年期
つまらんことでしょうか 
「加齢」との付き合い方


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2014年4月28日月曜日

血液型と病気の話--3

O型の人は消化器潰瘍に注意

「O型は消化器潰瘍になりやすい」ということは世界的にいわれています。

1954年には、イギリスのエアード氏らのグループが胃・十二指腸潰瘍と血液型の関係が報告されています。

消化器潰瘍の患者3011人の血液型を調べ、O型が罹りやすいことを明らかにしました。

そのリスクは非O型と比べて1.35倍です。


2010年のスウエーデンのグループのコホート研究によれば、

O型はほかの血液型と比べ、
胃潰瘍で1.10~1.30倍、十二指腸潰瘍で1.18倍から1.33倍、罹りやすいとしています。


コホート研究:
コホートとは英語で「集団」という意味。
数千人から数万人という規模で、5年から10年間、ときには数十年にわたって追跡し続け、克明に記録していく手法で疫学の代表的な研究方法。




関連参照:
上手に生きる更年期
つまらんことでしょうか 
「加齢」との付き合い方


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2014年4月27日日曜日

血液型と病気の話--2

ガンにかかりやすい血液型とは

「A型は神経質だからガンになりやすい」とか

「B型はきままに生きていてストレスがたまらないからガンになりにくい」とかいった話ではありません。

そういう血液型性格診断流の解釈ではなく、
正当な科学論文として発表された話があるのです。


2009年3月、アメリカの国立がん研究所が、
非O型(A型、B型、AB型の総称)の人は、O型の人よりも膵臓ガンになりやすい」という論文を発表しました。

A型では1.32倍、B型1.51倍、AB型1.72倍も膵臓ガンに罹るリスクが高い、というのです。

膵臓はインスリンをつくり出して、血糖値をコントロールするホルモンです。
お腹の真ん中あたりにあり、ほかの臓器にも転移しやすく、手術できるケースはあまり多くはありません。

そんな恐ろしいガンです。

ですから、B型やAB型の人は中高年になったら年に1回ぐらいは腹部の超音波検査をうけておくべきだといえますし、A型の人も2年に1回くらいは受けておくべきでしょう。


関連参照:
つまらんことでしょうか



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2014年4月26日土曜日

血液型と病気の話--1

調べモノをしていましたら面白い本
永田 宏『血液型で分かる なりやすい病気 なりにくい病気』に出会いました。

いくつかコピーしてお伝えします。


地球規模の血液型の話

日本人の血液型はおおまかにいうと
A型、O型、B型、AB型に比率が4:3:2:1です。

正確には38.2%、30.5%、21.9%、9.4%です。


韓国は、A型、O型、B型が3割ずつ、残り1割がAB型です。

・世界規模で見ると、
ヨーロッパはA型とO型が多く、B型が少なく、AB型はほんの数%しかいません。

しかし、東に進むにつれてB型の割合が高くなってきます。

・インドやタイでは3割以上がB型です。

また、北の国ほどA型が多く、南ほどO型が多い傾向があります。

北欧は5割近くがA型です。

アフリカ大陸では6割がO型です。

マレーシアも6割がO型です。


地球規模で見てみると「西A東B」「北A南O」という分布をしています。


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2014年4月25日金曜日

痛くない筋肉トレーニング

関節痛を改善するには、骨や関節の変形、組織の変性がいま以上に進まないようにする必要があります。

それには、関節周囲の筋肉を強化して、関節をしっかりと支え、守ることが大切です。

関節は、骨や靱帯などの組織だけで成り立っているのではなく、周囲の筋肉に支えられています。

つまり、関節周囲にある筋肉をトレーニングで鍛えることによって関節がしっかりと支えられるようになると、痛みが軽くなったりします。

ところが、関節痛がある人は、強い負荷をかけたトレーニングはできません。

そこで、自分の体重や、手足の重さを負荷にして行うものや、椅子に座ったままでできるもの、また、アイソメトリックスといって、関節を曲げ伸ばしをせずに筋肉を鍛える筋トレなど、関節になるべく負担をかけない、痛くないトレーニングが求められています。

さらに、筋肉トレーニングの効果を高めるには、筋肉をつくるために必要なタンパク質やコラーゲンなどの栄養成分を食事で充分に摂取することが大切です。

筋肉中にあるタンパク質は、絶えず分解されており、食事でタンパク質を摂取しないと筋肉が減ってしまいます。

さらに、トレーニングなどによって筋肉は損傷するので、それを修復するには良質のタンパク質が多く必要になります。

卵、肉、魚など良質のタンパク質を積極的に摂取していきましょう。



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上手に生きる更年期
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2014年4月24日木曜日

眼の健康。ビタミンの関係。

眼がチラチラ、チカチカするとか、外交がまぶしい、充血してゴロゴロするような場合は、ビタミンB2が欠乏していることが多いので、ビタミンB2をしっり補う必要があります。

薄暗いところで、視力が落ちる場合(鳥目)は、ビタミンAの欠乏症が考えられる。

また、瞳孔の外側の角膜が硬化して、かさかさして、白濁するような場合も、やはりビタミンAの欠乏症である。

眼球の動きが鈍くなったときは、ミネラルのカリウム欠乏が疑われます。

眼がしょぼしょぼするときは、ビタミンB1の欠乏症の場合が多い。

眼球の中の血液とでもいうべき房水が循環している部分で、物質が酸化して老化が進行すると白内障になります。

カルシウムが欠乏しても白内障がすすむことがあるので注意が必要です。

白内障には、ビタミンCが効果があります。症状の進行を止めるように働きます。



関連参照:
「加齢」との付き合い方
なんとなく調子がよくない
上手に生きる更年期




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2014年4月23日水曜日

リフレクソロジー

リフレクソロジーは、4000年以上前に中国やエジプトで誕生しました。

反射という意味のReflexと、
学という意味のlogyを合わせた言葉です。

日本語では「反射学」ともいいます。


「反射」とは、
足裏には全身の健康状態が反映されているという意味です。

また、足裏からの刺激が各臓器や器官に働きかけることも意味しています。


つまりリフレクソロジーとは、
足裏から全身に働きかけ、不調を改善する健康法ということもできます。


リフレクソロジーでは、
体の各部位を足裏に当てはめますが、そのために考え出されたのがゾーンとエリアです。


ゾーンとは、背骨を中心に体を左右5つづつ、縦に10等分したものです。

手と足とあしの裏は、親指から小指に向かって左右1~5のゾーンに分けられます。

エリアとは、肩、横隔膜、骨盤のラインで全身を横4つに分類したものです。

リフレクソロジーの基本は、足裏のチェックとマッサージです。

足裏に現れているさまざまなサインを観察して見ましょう。

また、マッサージは入湯後に入るのがオススメです。

なお、マッサージをする前にはコップ一杯程度の水を飲んでおくと、

疲労物質が排出されて効果的です。




関連参照:
上手に生きる更年期
つまらんことでしょうか 
「加齢」との付き合い方


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2014年4月22日火曜日

更年期障害、栄養。

ビタミンC、Eには、
更年期の副腎皮質の機能低下を防いで、
性ホルモンなどの分泌を順調にしてくれる働きがあり、
自律神経の働きも安定させてくれます。

また、更年期につきものの、さまざまな不定愁訴やこりや痛み、疲労などを改善するのに、ちょくに効果が期待できます。


摂取量の目安は、ビタミンCは1日に1g、ビタミンEは数百mgです。

ビタミンB群は神経の働きを安定させて、イライラや睡眠不足を改善してくれます。

貧血などは更年期障害を深めて不定愁訴を強めてしまいます。

鉄分を増やし、ビタミンB群を豊富に摂取して、造血作用を活発にしたいものです。


ほかにもこの時期は、ビタミンC、Eをはじめとする全般的なビタミンに、鉄分、亜鉛、カルシウム、ミネラル全般をまんべんなく摂取していく必要があります。




関連参照:
上手に生きる更年期
つまらんことでしょうか 
「加齢」との付き合い方


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2014年4月21日月曜日

痛みの原因は老化による関節の変形

年を重ねるにつれて、腰や股関節、膝などに、痛みや動かしにくいといった違和感を感じる人が増えています。

関節痛の多くは、老化に伴う関節の変形が原因です。


たとえば、腰の骨(腰椎)は、椎骨というブロック状の骨が積み重なった構造で、椎骨と椎骨の間にクッションの役割をする椎間板があります。


老化によって、椎骨がすり減って変形したり、椎間板がつぶれて飛び出して近くの神経を刺激すると、痛みやしびれの症状が現れます。


首の骨(頸椎)は、腰の骨と同じ構造をしており、椎骨の変形や椎間板の変性など、腰と同様の原因で痛みがなどが起こります。


膝の関節の痛みは、骨と骨の間にある関節軟骨がすり減り、そのかけらなどが刺激となって、関節を包んでいる関節包内で炎症が起こることが原因です。


股関節の痛みは、多くは先天的な要素が大きく関係していますが、老化にともなって骨の変形が強くなると、関節の動きが悪くなったり、痛みが現れてきます。



関連参照:
シニアから始める体操
シニアからの栄養学
サルコペニア予防
高齢者向け超簡単筋力作り




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2014年4月20日日曜日

骨粗鬆症の人の歩き方

骨粗鬆症の予防には、毎日こまめに骨強化ウオーキングを続けることが大事です。

骨に圧力を加えると、
骨をつくる細胞が活性化され、強い骨になります。

食事でカルシウムを補給することも大切なのですが、運動で圧力を加えないと、骨は強くなりません。


必ず食事と運動を組み合わせましょう。

ウオーキングや、ドスンドスン、その場ジャンプなどのような圧力を加える方法や階段や坂道の上がり下りも効果的です。

ドスンドスンウオーキング
膝を曲げて太ももを高く上げ、ドスンと勢いをつけて下ろします。左右交互に行います。

その場ジャンプウオーキング
足を肩幅程度に前後に開き、膝を曲げます。そのままの姿勢で真上にジャンプして下ります。
足の前後を替えて交互に行います。
着地するときは、膝を曲げて衝撃をやわらげるようにします。

いすに座ったままできる椅子ウオーキング
足腰に自信のない人や高齢者は、椅子に座ったままでも大丈夫です。
椅子に浅く腰掛け、太ももを上げて強く踏み下ろします。

足の裏全体で床をたたくような感じで左右交互に15回ぐらいずつ行いましょう。


関連参照:
だから、歩くのがいい
中高年からの筋肉作り
サルコペニア予防




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2014年4月19日土曜日

転倒しない

脚力の強化は、骨粗鬆症対策にも有効なのです。

年をとると小さな段差でもつまずいたり、転んだりしやすくなります。

原因は下半身の筋力の低下にあります。

そのため、体をしっかりと支えることができず、バランスが悪くなります。


そうすると、ふらついたり、バランスを崩すした時に、うまく体勢を整えることができず、転倒しやすくなってしまいます。

また、歩くときには、当然足を上げて進むのですが、足を上げる筋肉が低下しているとあまり足が上がらず、段差などにひっかかりやすくもなります。

こうした筋力の低下を防ぐには、基本ウオーキングとバランス力をつける歩き方を組み合わせると効果的です。



転ぶ、転倒関係:
賢明に、懸命に
http://kenkou-jumyou.blogspot.jp/2013/12/blog-post_20.html
転ばないこと
http://kenkou-jumyou.blogspot.jp/2013/11/blog-post_10.html

関連参照:
転ばぬように、歩き続ける方法
寝たきりなんかにならないぞ
シニアから始める体操



2014年4月18日金曜日

心肺機能と足腰を強化するには

 
老化にともない心臓の働きが低下すると、全身に充分な血液を送り出すことができにくくなります。

酸素は血液によって運ばれるので、充分な血液が送られてこなければ肺が酸素不足になり、息切れが起きます。

息苦しくなると、もっと多くの酸素が必要になるので、心臓は心拍数を増やします。

すると動悸が激しくなり、心臓に大きな負担になります。

肺の機能も老化によって低下します。

肺は呼吸筋が収縮・拡張して酸素を取り込みますが、加齢とともに呼吸筋が弱まると、充分な酸素を取り込めなくなります。

心肺機能を高めるには、ふだんよりややきつめの運動を定期的に行う、心臓や肺がその負荷に耐えられるようになってきて強化されます。

簡単なウオーキングでも最初の20分くらいはつらくても、慣れると楽に歩けるようになります。

これと同じで、ややきつめの負荷の運動も続けているうちに慣れてきます。

ややきつめの運動としてオススメなのは、高速ウオーキングです。


高速ウオーキングのやり方:10分位を目安にします。

・頭が上下に動かないように視線を前方20mぐらいのところに定めます。
・ひじを直角に曲げ、小さく前後に振ります。
・ひざを伸ばし、足を前方に大きく踏み出し、広めの歩幅であるくようにします。
・かかとから着地して、重心をつま先の方に移動させ、再び蹴り出します。


関連参照:
だから、歩くのがいい。  
中高年からの筋肉作り 
サルコペニア予防





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2014年4月17日木曜日

「腎」の衰えは精力減退を招く

東洋医学では、命のもとになる「精」をたくわえるののは「腎」の役目となっています。

この「腎」は、腎臓だけではなく、膀胱や生殖器、耳までとその働きも含めたかなり広い呼び名となっています。

この「腎」に「精」がたっぷり蓄えられれば、元気溌剌、精力十分ということになります。

逆に、この「腎」の働きが衰えてしまうと、十分な「精」をたくわえることができません。

こういう状態を「腎虚」といっています。

「腎虚」では、「気」も「血」も充分につくられず、元気がでません。

それが、精力の減退として自覚されるわけです。

この「腎」の働きを回復させるには「水」「血」の流れを良くすることです。

毎日の食事から「腎」に効く「気」を取り入れる、つまり「腎を補う」ことが大切です。

「腎」の働きを良くする食材を選び、回復に努めたいものです。



関連参照:
上手に生きる更年期
つまらんことでしょうか 
「加齢」との付き合い方


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2014年4月16日水曜日

骨盤内の血行を促進、改善

血行不良は冷えを招くだけでなく、体内を循環するエネルギーの流れを滞らせ、精力を減退させます。

そこで、大事なのが血行の改善です。

とくに、エネルギーのもととなる「精」を蓄える腎臓や生殖器の周辺など、骨盤内の血行促進を改善することが精力回復のポイントになります。


東洋医学では、骨盤内の血行改善のためには足湯や足ツボマッサージを行います。

食事では、牡蠣やウナギなどが腎臓や生殖器を含めたいわゆる「腎」の働きをよくして、精力を回復させると考えられています。

ストレスも精力減退に関与しています。

精神的なストレスは足の親指にむくみや痛みとなって現れることがあります。

これは親指やかかとなどをマッサージするなどして解消していきましょう。



関連参照:
上手に生きる更年期
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2014年4月15日火曜日

気力充実していれば、精力も充実し、強くなる

東洋医学では、命のもととなる基本的な物質が「精」であり、ひとが生きる上で欠かせないエネギーである「気」や「血」の源とされています。

生殖活動も「精」の大事な役割のひとつです。

精力が十分なら、元気な子孫を残すために性的にアクティブになります。

しかしながら、無駄にエネルギーを消耗していたり、エネルギーの流れに滞りが生じていたりすると生殖活動にまで「精」がまわらず、性的な能力にブレーキがかかってしまいます。

これが精力減退の状態です。

精力減退は、性的な面だけでなく、体全体にかかわることでもあります。

精力を回復し、全身に「気」がみなぎれば、おのずと性的な能力もアップしてきます。

ストレスや食べ過ぎは、エネルギーを消耗させます。

ストレスの解消をこころがけ、事は腹八分目を心がけましょう。特に夕食は軽くして、就寝中に胃がもたれないようにすると、内臓でのエネルギー消費を抑えることができます。

「精」がもとになって生まれる「気」は全身を流れているというのが東洋医学の考え方です。

男性の場合は「気」は上から下へ流れていきます。女性はその逆になります。

「精」は腎臓や生殖器に蓄えられます。

股関節を柔軟にして下半身の血行を改善することも、精力の回復につながります。




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頭のいいボウリング上達法
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2014年4月14日月曜日

ホットレシピでスリムに 

 
英語で「辛い」と「熱い」は同じ「HOT」ということばを使います。

なるほど、唐辛子などのスパイスを多量に使った辛い料理を食べると、まるで運動をしたあとのように体が熱くなり、汗がにじんできます。

それは、体脂肪が分解され、燃えているからなのです。

体を動かすと分泌されるアドレナリンノルアドレナリンというホルモンには、脂肪をため込んでいる脂肪細胞を刺激し、脂肪を分解する働きがあるのです。

唐辛子などの辛み成分には、これらのホルモンの分泌を促進する働きがあります。

有酸素運動を行うと、これらのホルモンによって分解された脂肪は筋肉に運ばれ、酸素を使いながら燃やされます。

辛い料理を食べるだけでは、筋肉での燃焼は期待できませんが、脂肪は燃やされます。


実は、脂肪細胞にはふたつの種類があります。

脂肪をため込む白色細胞と、脂肪を燃やして熱を生み出す働きをもつ褐色細胞の2種類です。

辛み成分が分泌を促すノルアドレナリンには、この褐色細胞を刺激して、脂肪を燃やす作用もあるのです。

ただ、圧倒的に多いのは白色細胞なので、褐色細胞の働きに頼るだけでなく、白色細胞にたまった脂肪を有酸素運動で燃やすことが必要です。

また、脂肪を燃やすからといって、辛いモノばかり大量に摂るのはよくありません。

辛み成分は粘膜にも強い刺激を与えるため、胃壁などを荒らし、胃を痛める心配もあります。

また、ほかに辛み成分には食欲増進作用もあります。

食事の量が大幅に増えてしまっては、脂肪燃焼効果も台無しになってしまいますので、食べ過ぎには注意が必要です。



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上手に生きる更年期
つまらんことでしょうか 
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