腹式呼吸にはいろいろな方法があります。
オペラ歌手で日本イタリア協会の会長だった中川牧三さんの腹式呼吸のことが白澤卓二さんの本の中で紹介されていました。
中川牧三さんという方は105歳で亡くなられましたが、100歳を過ぎても日本とイタリアを行き来しながら多くのお弟子さんにオペラの指導をされていたようです。
さて、その腹式呼吸はベルカント唄法といいます。
イタリア独特のゆっくりと息を吐きながら発声する方法である。
白澤卓二さんは、
このベルカント唄法が長寿に大いに関係しているのではないか、というのです。
中川さんの肺は酸素と炭酸ガスのガス交換がしっかり行われ、
肺の老化が最小限に食いとどめられていたのではないかといいます。
いったいに年をとると、
肺の機能が落ち始め → ガス交換がうまくいかなくなる → 酸素の取り込み機能落ちる
→ 結果、脳の働きも落ちてくる、というわけです。
腹式呼吸とか深呼吸とか。
改めて意識してみる価値があるのではないでしょうか?
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