2014年5月31日土曜日

60歳を超えてからが、第2の人生だ。

『三浦家のいきいき長生き健康法』の話の続き。


三浦敬三さんはこう言います。 

60歳になれば、「もう一段落」と考えている人も多いかもしれません「余生」と思っている人もいるでしょう。

が、私に言わせれば、とんでもない話です。

60歳以降の人生こそ、何事にも束縛されず、自分に夢に向かっていくことができるような気がします。

 「自分はもう年だから」と自分を限定してしまうほど、つまらないことはありません。

いくつになってもチャレンジができます。

 新しい人生をスタートさせることができます。


そのためにも、体を常に鍛えて、健康であり続けることが重要なのです。

 私は、今日もトレーニングをしていると思います。

100歳を超えたら、「余生」が来るわけではないのです。

100歳を超えて「またもうひとつの人生」を、私は歩み始めるのですから。

                                       ----- 『三浦家のいきいき長生き健康法』

こうした言葉に出会うと、本当にすごいな、と思います。

若々しい精神。自由・創造・自己表現などという言葉が次々と浮かんでくるのです。


音痴解消


関連参照:


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◇記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を
考慮してご利用いただくようお願い致します。

2014年5月30日金曜日

口開け運動始める

有名なスキーヤーの三浦家。

おじいちゃん、お父さん、孫の三人が書いた本を見つけた。

 『三浦家のいきいき長生き健康法』。


このおじいちゃん三浦敬三さんの毎日のトレーニングが紹介されていた。

 簡単に自宅でできるもので参考になるものがある。


 私が前から気になっていたものに「口開け運動」というのがある。



いわゆる「あっかんべー」なのだ。


というわけで、私は口開け運動始めました。
本当に気になっていたのです。



運動の基本動作は、左の図のように
大きく口を開けて舌を思いっきり前、右、左と動かすというもので、とても単純な運動。


しかし、これによって動かされる筋肉の種類はたくさんあるようです。



顔には表情を作ったり感情を表すために、

・30以上の筋肉があり、

・首には11種類の筋肉

・舌には複雑に絡み合った6種類以上の筋肉があるといいます。


これらが口開け運動によって動くのだ。


 三浦敬三さんは、この運動を毎日50回ほど行っていたのだそうです。


喉から上の筋肉を使って行うこの運動によって、顔への血流は多くなり、シワがなくなるどころか、それまで気にしていた老人特有のシミや斑点もなくなったといいます。

3世代で行った検査でも三浦敬三さんがいちばん脳への血流は多かったそうです。
これは本当に驚きです。


運動の効果として挙げているのは

1.シワをなくす
2.噛む力を鍛える
3.脳の血流をよくする
4.難聴を防ぐ

私が一番気になっていたのが、「難聴を防ぐ」というところ。

 自分がいま難聴になってきてこれ以上悪化すると日常生活に支障が出てきそうなのだ。

それで、今日から早速実践することにする。

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●口開け運動・その後の報告 半年後
http://kenkou-jumyou.blogspot.jp/2014/11/blog-post_98.html

関連参照:
中高年からの筋肉作り  
サルコペニア予防  


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2014年5月29日木曜日

むくみについて 

内臓の疾患が問題で、体にむくみを生じることがあります。


腎臓病の場合は顔や手、心臓病の場合は足、肝臓病の場合は腹部がむくみます。


降圧剤や副腎皮質ホルモンの使用でも、むくみが生じることがあるほか、甲状腺の機能低下では、ひたいや唇といった、通常では症状の出ない部位がむくんでしまいます。



女性は男性に比べて筋肉が少ないため体熱の産生量も少なく、発汗や排泄によって水分を捨てきることができません。

また、体を締め付けるような下着や服、窮屈なパンプス、薄着などは、体を冷やし血液や水分の流れを阻害します。

その結果、体内でだぶついた水分が、むくみを起こしてしまうのです。

こうしたことを改善するだけでも、むくみはよくなります。


利尿作用の高いキュウリがおすすめですが、体を冷やさないように天然塩をプラスしてください。

同様に、スイカもそのままでなく、煮つめて飴状にしたもの(スイカ糖)をとりましょう。

体を冷やすことなく排泄を促進してくれます。

むくみのほかに、疲労感、めまい、発熱などの症状が見られるようなら、きちんと検査をしたほうがいいです。



関連参照:
上手に生きる更年期




2014年5月28日水曜日

浄水器の新聞全面広告!

新聞広告の全面広告で

「楽天市場 浄水器据え置き型ランキング第1位獲得」

と出ていました。


キャッチコピーは

「70,000リットルの浄水力! 約8年間使用できて、なんと税抜き18,858円!」


小さなコピーとして
「健康を考えた水を作る、話題の酸化還元浄水器」とあります。



特徴やアピールポイントを整理して

・酸化還元方式の説明
・普通の使い方をして約8年間使えること
・買いやすい価格であること
・場所をとらない小型のサイズであること

と、まとめている。


ほかに
・10日間試用無料で返品もOKとあります。

申し込みは
電話・インターネット・ファックス・はがき、でOK。

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水は人間の健康にとって、かなり大事な基本的な要素です。

これでインパクトを感じる人もいるでしょう。

どこの部分が心をとらえるのか購入する人の視点を想像してみるとおもしろいですね。



関連参照:
中高年からの筋肉作り  
サルコペニア予防  


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スロートレーニング

普段運動をしない人にオススメなのが、スロートレーニング(スロトレ)です。

ゆっくりした動きで、鍛えたい部分に軽い負荷をかける手軽な筋トレです。

通常の筋トレでは、まず筋肉に力を入れ、次に力を完全に抜いて関節を伸ばし、動きを止めます。

 一方スロトレは、関節を伸ばし切らずに動作を続けます。

これを「ノンロック法」と言います。

 関節を伸ばしきらないと、
 筋肉の緊張が続いて血管が圧迫されたままになり、血流が悪くなるため、
 酸素が不足して「疲労物質」の乳酸がたまります。

 通常激しい運動をしたときに起こるこの現象が、筋肉を発達させるカギになります。


音痴解消

2014年5月27日火曜日

肌のトラブルの意外な対策 

肌細胞の老化にストップをかけるために、
細胞の保水力を高め、余分な水は運動で出すことです。


年齢とともにどうしてもお肌は衰えてくるものです。

紫外線の刺激で肌細胞は老化し、新陳代謝が低下して肌細胞の再生が滞ります。

細胞の劣化によって徐々に潤いや張りが失われるだけでなく、年齢を重ねると重力によって顔全体の皮膚が下がることがあるのは、このためです。


女性にとっては楽しみでもあるメイクも、刺激やクレンジングの不足によって肌にダメージを与えることもあるので要注意です。

化粧水や乳液など日常的なケアも、肌にとって必ずしもプラスになっているとは限りません。

過剰なケア、合わないケアはマイナスです。


また、老化した細胞は水分を保つことが出来ず、皮膚の衰えを加速させます。

細胞の保水力を高めるオクラ、納豆、山芋、ドジョウ、うなぎなどのヌルヌルした食品をとりましょう。

細胞内の水分を高めても、健康や美肌のためには細胞間にだぶついている余分な水分は捨てることが必要です。

そのためには、何といってもオススメなのがウオーキングなどの運動です。

 一日1時間のウオーキングを日課として汗をたっぷり流したところ、眉間のシワが伸び、ほうれい線も目立たなくなったという女性もいます。

 日焼け対策には気をつけながらですが、体をどんどん動かしましょう。

のぼせ

高血圧や心臓病が原因でのぼせが生じることもあります。


また、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病でも、のぼせが見られます。

バセドウ病の場合、動悸、不整脈、頻脈、高血圧、イライラ、疲れやすい、喉の渇きといった症状がみられますので、心当たりがあるようなら病院を受診しましょう。


ただ、のぼせがあるからといって、すぐに病気を疑う必要はありません。


病気とは関わりなく、女性はのぼせやすい条件が揃っているからです。

更年期、生理の前後、ダイエットなどでホルモンバランスが不安定になることが多く、その影響で自律神経が乱れます。

すると、血管の拡張・収縮がうまくいかずに顔周辺の血管が広がって「のぼせ」を感じるのです。

また、女性は下半身が冷えやすいため、下半身にいくはずの熱や血液が行き場を失い、上半身に突き上げてきます。

その結果、のぼせが生じてしまうのです。



また、ビタミン・ミネラルの不足も、ほてりを助長します。

ニンジンりんごジュースでしっかり補いましょう。

セリ、セロリ、パセリなどのセリ科の野菜は血液の淀みをとって血行を促進します。

ホルモンバランスの乱れが血管の収縮を招くのです。



関連参照:
上手に生きる更年期
つまらんことでしょうか 





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2014年5月26日月曜日

スローピングで心肺機能もアップ

有酸素運動の代表格はウオーキングやジョギングですが、
最近はスロープ(坂)を上がり下りするスローピングが注目されています。

階段の上がり下りもスローピングの一種で、足腰を鍛えるために有効です。


スローピングには、心肺機能を高める効果もあります。

足腰を鍛えると、下半身にある血液を心臓へ押し上げるポンプ作用が強まり、血液循環がよくなります。

その結果、心臓や肺の機能が高まるのです。


また、骨と筋肉を強くする食事を組み合わせると効果的なのです。

足腰の強化というと筋肉ばかりに目が向きがちですが、しっかりとした骨をつくることも大切です。

戸外でウオーキングを行い、日光を浴びると、骨を強くするビタミンDが体内で合成されます。


骨や筋肉を強くするためには、運動と同時に、充分な栄養が必要です。

骨を強くするためのカルシウム、筋肉をつくるためのタンパク質やビタミン類などもしっかり摂りましょう。




関連参照:
中高年からの筋肉作り  
サルコペニア予防  


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2014年5月25日日曜日

「冷え」を軽く考えず真剣に対策を

女性は、冷え性を「当たり前」と軽く考える傾向があります。

実はこれは問題なのです。


女性は冷え性が多いせいか「冷え」をそれほど深刻に捉えていないように見受けられます。

しかし、「冷え」は臓器の機能低下をもたらし、血行不良の原因となり、免疫力も落とすというように百害あって一利なしなのです。


東洋医学では冷えこそ万病の原因であると考えています。

どうか「自分は冷え性」と思い込んで「冷え」を放置せずに、体を温めるように心がけてください。


具体的には、まず、筋肉をつけ、脂肪を落とすように心がけましょう。

ウオーキングなどの運動をすれば、筋肉をつけると同時に体を冷やす水分を汗として排泄できます。

冷えがひどい人ほど、体熱上昇効果のある「朝だけプチ断食」がお勧めです。


断食によって体内の余剰物が燃焼されて体熱が上昇しますし、太り気味の人は体を冷やす脂肪を落とすことができます。

そろそろ暑い夏がやってきます。

その前に、じっくり取り組んでしっかり改善しましょう。


関連参照:
「冷え」は大問題
40歳。ハッピーエイジング


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2014年5月24日土曜日

運動で骨を刺激し、骨の形成を促そう。

骨を鍛えるのは「筋肉運動」なのです。骨は形成と破壊を繰り返しています。

形成よりも破壊のスピードが早くなると、骨がもろくなる骨粗しょう症になってしまいます。

運動して筋肉を動かすと、それによって骨が刺激を受け、形成を促すことができます。

適度な運動は骨を丈夫にし、骨粗しょう症のリスクを軽減してくれるのです。

とくに、下半身の筋力を鍛えると転倒の危険が減る点も見逃せません。


転倒による骨折がきっかけで寝たきりになる高齢者は多いものです。

年をとって筋肉が落ちてくると、体が冷えて免疫力も低下し、内臓の働きも衰えてしまいます。


大きな筋肉が集まる下半身の筋肉を刺激すれば

・骨を丈夫にし
・転倒のリスクも軽減
・産熱器官の筋肉も発達すると、

一石三鳥といえるのです。


更年期で、骨粗しょう症のリスクの高い女性は積極的に予防が必要です。

女性は閉経後のホルモン変化の影響で、男性よりも骨粗しょう症のリスクが高くなります。

運動や食生活も含め、しっかり予防して欲しいところです。

年齢とともに減少する女性ホルモンを補うのが、大豆に含まれるイソフラボンです。

イソフラボンは更年期障害や動脈硬化の予防効果もあるとされています。


大豆は消化されにくいので、豆腐、味噌、納豆などの加工食品を食べると良いでしょう。


関連参照:
上手に生きる更年期



2014年5月23日金曜日

雨の日も風の日も外を歩くこと

朝、水分補給をしたら、朝食の前に運動をするのは理想です。

運動といってもジョギングかウオーキング程度の、軽い有酸素運動を30分ほど行えば充分です。

ここでのポイントは、朝のウオーキングを習慣化するということです。

雨の日も風の日も、出来るだけ毎朝30分間のウオーキングを行う。

朝は一日の中でももっとも体温が低い時間帯です。


そのとき30分間ウオーキングすると、個人差はありますが、だいたい0.7~1.0度、体温が上昇します。

こうして冷えた体を交感神経の高まりとともに、一気に高めておくと、その日一日の体調がとても良くなります。


さらに、30分間有酸素運動をすると、それだけで毎日8gの内臓脂肪を減らすことができるので、体重の維持管理にも大きく役立ちます。

ダイエットをしたい人は、ウオーキングの前に3分から5分程度で充分なので、筋トレをするとさらに効果的です。


この場合の筋トレは、毎日行うわけではありません。

三日に一度程度で、充分な効果があります。組み合わせる筋トレは何でもかまいません。

腹筋でも腕立て伏せでもスクワットでも、自分の体調に合わせて行ってください。

ウオーキングの前に20メートルダッシュを一本走るだけでも確実に効果があります。


ただし、筋トレをする場合は、普段より念入りにストレッチを行ってください。

神経の経路を鍛えるためには、全身の力を振り絞って筋トレをするのが望ましいのですが、朝は体が硬くなっているので、ストレッチで関節の可動域を充分に広げておかないとケガをしてしまいます。

ストレッチでオススメなのは、体の中の筋を伸ばす運動と、関節を回して可動域を広げる運動です。

ウオーキングは散歩のようなものなので、つい、つい準備運動もしないまま動き出してしまう人が多いのですが、ストレッチだけは必ず行ってください。


歩くときは、背筋を伸ばし、
肛門を引き締める ような意識をもって、スっスっとリズミカルに歩きましょう。

だらだらと歩いていたのでは、効果は半減です。



肛門を意識するというのは、実はとても大切なことです。

ある一定の年齢になると、男性も女性も肛門の周りの筋肉「括約筋」が衰えてきます。

この筋肉が弱くなると、
オナラのつもりが糞便がでてしまったり、女性だと尿失禁に悩まされることになります。

歩くときに肛門を意識的に引き締めることは、括約筋のとても良いトレーニングになるので、続けていると、朝のウオーキングだけでも、尿失禁などの改善につながります。

若い人でも、括約筋をトレーニングすることは、
ヒップアップにつながるので、是非実践してみてください。


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関連参照:
だから、歩くのがいい。
頭が良くなるウオーキング
中高年からの筋肉作り


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関節の痛み対処法

加齢に伴って関節の軟骨は変形し、痛みを生じるようになります。

こうした関節の痛みは外科的な治療が必要です。

関節の変形がないにもかかわらず痛みを感じる場合は、関節を動かす腱や筋肉が血行不良に陥っていることが考えられます。

血液によって運ばれる栄養や酸素が、不足したまま筋肉を使い続けると筋肉がかたくこわばってしまい、痛みを生じるようになるのです。

患部を動かすと痛むからといって、動かさないままでいるとますます血行不良に陥って痛みは悪化していきます。

カイロやマッサージなどで患部を温めてから、負荷の軽い運動で筋肉をほぐす習慣をつけましょう。


体重の3~4倍もの負荷がかかる膝関節の痛みでもっとも多いのが「膝の痛み」です。

歩くときに体重の3~4倍もの負荷がかかるといわれている膝は、体の中でもっとも酷使される部分です。

 膝の負担を軽くするためには、体重を減らすことが一番です。

 肥満気味で膝の痛みに悩む方は、朝だけ断食を試してください。

 体重減少に伴って膝の痛みも軽減し、外見的にもずっと若返ります。


関連参照: 
40歳。ハッピーエイジング
「冷え」は大問題
酵素丸わかり



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2014年5月22日木曜日

うずら卵の健康パワー

昨日の「ためしてがってん」では空港でインタビューしていた映像が出ていました。


世界各地の人にうずらの卵の利用の仕方を聞いていました。

たとえば、

・タイではデザートに使われており、
・中国では、古くから滋養強壮に効くとされ、病み上がりの人や授乳中のお母さんに食べさせたりする。
・ロシアでは生のまま飲んだり、マヨネーズにも使われたりするとのこと。

実際うずらの卵は、鶏卵以上に栄養豊富なので積極的に食べている、と答えていました。


ここのところを調べてみたら、
実際、うずらの卵には、ビタミンB12 葉酸 鉄分 リン ビタミンB1、ビタミンK ビタミンB6 レチノールなどがたっぷりなのだ。


また、見ていて「あっそうか」と感心したのは「らせんむき」といううずら卵の殻むきのところ。

まさに、面倒な殻むきが快感に変わる!のだ。

まず、うずら卵の薄皮の繊維は、斜め方向に走っているのです。
卵のお尻の薄皮を破いてから、下のように薄皮をらせん状にグルグル破いていけば、なんと、まるでリンゴの皮むきのように、きれいにむくことができる、というのでした。

むいていく向きについても親切に解説してくれている。

『卵のお尻側から見て「時計回り」。ただ、まれに「反時計回り」の方がうまくいく卵もありますので、「時計回り」でうまくいかない場合は、「反時計回り」をお試しください。』

この放送でうずら卵に多少なりともスポットが当たるだろう。

なにしろ、鶏卵が年間1人当たり330個食べられているのに対し、うずらの卵はわずか10個と不遇な扱いだったのだから。

2014年5月21日水曜日

ゴルフ場にバナナと梅干。それ何故?

屋外で運動するときに気をつけることがあります。

それは、夏場の熱中症です。

体温を上げることは体にとって絶対的によいことなのですが、夏場のように外気温が高い時に運動をすると、大量の汗をかくために、水分とミネラル分が体から失われ過ぎてしまう「熱中症」を起こす危険性があります。


 熱中症は対処が遅れると命にも関わる危険な病態です。


ただ、正しい予防と対処をするためにも、ここできちんと理解しておく必要があります。

悪いのは体温を上げることではなく、水分とミネラル分が失われてしまうことだということです。

別の言い方をすれば、水分とミネラル分さえきちんと補っていれば、夏場でも安全に運動をすることができるということです。

夏場の水分は、喉が渇いたと自覚する前に摂ることが必要です。

喉が渇いたと感じてから飲むのでは遅すぎます。

ある程度、時間を決めて、定期的に水分摂取をするようにしましょう。

また、体の中の水分が足りているかどうかチェックする際の目安となるのが、尿の色です。

体に充分な水分があれば、尿は透明に近いごくうすい黄色になります。

そして、体内の水分が減少すればするほど色が濃くなっていきます。

寝起きの尿の色が、日中のものより濃いことに気づかれる方もいると思いますが、あれは、睡眠中は水分補給ができないため、体内の水分量が減少した結果なのです。

ですから、尿に色がついているなと思ったら、充分な水分をとることです。

でも、熱中症を予防するためには、水分の補給だけでは不十分です。

汗がしょっぱいことからもわかるように、汗には大量のミネラル分が含まれています。

この汗として失われるミネラル分をいっしょに補わなければ、水分を充分に摂っても熱中症になってしまいます。

 汗で失われるミネラル分を水分と一緒に補うのにもっとも適しているのは、「アイソトニック飲料」、つまりスポーツドリンクといわれるものです。

アイソトニック飲料には、汗によって失われるミネラル分を水分がバランスよく含まれているので、熱中症の予防には優れた効果をもちます。

ただ、問題なのは市販のスポーツドリンクには糖分も含まれていることです。

マラソン選手のように同時に糖分も大量に消費する運動をする場合にはいいのですが、ダイエットを目的に運動している人の熱中症対策には少し問題もあります。

そこでお勧めしたいのが、水の摂取に加えて「梅干し」と「バナナ」を摂ることです。

なぜ、「梅干し」と「バナナ」がいいのかというと、その欠乏が熱中症につながるナトリウムとカリウムを効果的に補うことができるからです。

梅干しはナトリウムを、バナナはカリウムを豊富に含んでいます。


ゴルフをする方はご存じだと思いますが、この二つはゴルフ場のクラブハウスにたいてい置いてあり、自由に食べることができるようになっています。

ちょっと高級なゴルフ場だと、これらに加えて「岩塩」が置いてあるところもあります。

なぜ、そんなサービスをしているのかというと、コースに出る前やプレイの途中でバナナや梅干し、岩塩などを摂ることが熱中症の予防に効果的だからなのです。

 熱中症になってしまったら、体を日陰で休ませ、股関節や首など太い動脈の通っているところをアイシングするとともに、すぐに救急車を呼び、専門医に治療してもらうことが必要です。

 熱中症になってしまってから、水分や梅干しを口に入れても遅すぎです。

でも、運動をする前に、梅干しとバナナ、そして水分を摂っていれば熱中症を予防することができます。

夏場は運動時でなくても、大量の水分を必要とする子供や、もともと体内の水分量の少ないお年寄りなどは熱中症を起こすことがあるので、ふだんから適切な予防対策を心がけておきたいものです。


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2014年5月20日火曜日

タラコと枝豆と梅干を一緒に食べれば

人間の体には、
嫌気性エネルギー代謝好気性エネルギー代謝
この二つの代謝方法があります。


ゆっくりと、深く多くの酸素を取り込む有酸素運動では、このうち好気性エネルギー代謝を行なう「クエン酸サイクル」を回すことによってエネルギーを獲得しています。


実はこの獲得回路は、嫌気性代謝によって得られるエネルギーの何倍ものエネルギーを獲得できるのです。


クエン酸サイクルによって獲得できるエネルギー量は、嫌気性代謝の18倍といわれています。

なぜ、これほど大きなエネルギーが獲得できるのかというと、クエン酸サイクルでは、食事などから得た糖のほかに、疲労の原因となる「乳酸」を分解してエネルギーに変えるからなのです。


大きなエネルギーが獲得できるうえ、疲労物質が分解されるので、
筋肉を鍛えると、ハードな運動をしても疲れにくいエネルギッシュな体になる、というわけです。

このクエン酸サイクルは、イギリスの科学者ハンス・クレブス氏が発見したサイクルですが、
彼はこの発見により、1953年にノーベル医学生理学賞を受賞しました。

それくらい、このクエン酸サイクルは、科学上の大きな発見の一つと言えるのです。

このクエン酸サイクルはを効率よく回すには、ナイアシン、ビタミンB1、クエン酸の三つの物質が必要とされています。


ナイアシンをたくさん摂りたければ、タラコを食べるのが一番です。

ただし明太子になるとナイアシンがなくなってしまうので、ご注意ください。

ビタミンB1を含む代表的な食品は豆類が挙げられます。

そして、クエン酸をたくさん含む代表選手は梅干です。

なので、クエン酸サイクルを回してエネルギーをたくさん獲得したいのであれば、
たとえば、朝食時にタラコと枝豆と梅干を一緒に食べれば良い、ということになります。

そうすると疲れ知らずのまま、一日を過ごすことができます。


もっと簡単な方法もあります。

市販の滋養強壮飲料の中には、ナイアシンとビタミンB1がたくさん含まれているものが売れているので、それを飲んで梅干しを食べればよいのです。

たとえば、早朝からゴルフに行く、とか今日は深夜まで残業をする、などという場合。

そんな時は、クエン酸サイクルを回す食品を摂ると、疲れがぐっと軽減されます。

ただし、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
この方法はあくまでもここぞというときに試して見るべきであって、毎日同じ食品を食べるようなことは決してしないようにしてください。


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だから、歩くのがいい。
頭が良くなるウオーキング
中高年からの筋肉作り

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2014年5月19日月曜日

ゲノム創薬

普段何げなく使っている医薬品。

これが商品として出回るまでには,、
たいへんな時間と労力、開発コストがかかっています。

普通は、ある病気に対して効能があると知られた植物や微生物、化学物質を詳細に研究し、同じ効能をもつ物質を科学的に合成して薬にします。


しかし、合成されたものが、いきなり薬として流通するわけではありません。

これはあくまで薬の候補なのです。


本当に医薬品として使えるかどうか、薬の候補は何段階ものテストを受けなければなりません。

この作業をスクリーニングといいます。

特に、人体に使えるかどうかのテストをパスするのはとても難しいことなのです。

数万から数十万に及ぶ候補の中から薬が一つ生まれればいい方なのです。

膨大な数の合成物を一つひとつスクリーニングしますので、どれだけ手間がかかるのかは想像できるでしょう。

しかし、遺伝子研究の恩恵で、これまでとは違った考え方でつくれる薬を手に入れることができるようになってきたのです。

それは、遺伝子の塩基配列の情報を基にして、薬をつくる方法です。

これをゲノム創薬といいます。

ゲノム創薬はスクリーニングにかかる時間を大幅に短縮できるし、副作用が少なく、効果が強い薬をつくることができるようになってきたのです。



関連参照:

遺伝子検査で何がわかるのか
「冷え」は大問題





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2014年5月18日日曜日

コアマッスルを鍛えると基礎代謝が20%アップする

筋肉を鍛えると体にいいといっても、

腕や股の筋肉が太くなり、
女性らしい美しいスタイルが失われるのは嫌だ、

という人は多いでしょう。


そういう人にぜひお勧めしたいのが、トレーニングをするときに、鍛えたい筋肉に意識を集中させるというトレーニング法があります。


たとえば、
通常まったく意識しないでベンチプレスや腕立て伏せを行なうと、胸の筋肉が発達します。


しかし、まったく同じことをしても、胸の筋肉(大胸筋)に意識を集中して行なうと、そこの筋肉が鍛えられるので、腕は太くならずバストアップが実現するのです。


同じ理由で、ウオーキングやジョギングをするときも、腹筋やお尻の筋肉に意識を集中させれば、ウエストを引き締め、ヒップアップを実現させながら、足が太くなるのを防ぐことができます。

実は、体型を決定するのは、
どんな運動をするかではなく、どこの筋肉に意識を集中させるかなのです。


そこで、男性にも女性にも、是非実践していただきたいのが、

日常生活の中で、コアマッスル(体幹支持筋群)を意識する、ということです。

コアマッスルとは、首から肩、背中、腰に及ぶ文字通り姿勢を保持するのに使われる筋肉です。

よく姿勢がいいとか、背筋が伸びているといいますが、
コアマッスルを意識するというのは、まさに腹筋を引き、背筋を伸ばすということなのです。

 私たちは普段、真っ直ぐに背筋を伸ばしているようで、実は伸ばしていません。

 椅子に座っているときも腰や背中が曲がっている人がほとんどです。

 歩いているときも、意識して背筋を伸ばしている人は多くはないでしょう。

こうして意識しないでいると、コアマッスルはどんどん衰えていきます。

コアマッスルが衰えると、猫背や肩コリといった症状が現れ、それを放っておくと年をとったときにこしが曲がってしまいます。

 反対に、コアマッスルが鍛えられていると、姿勢が良くなるので、それだけで若々しく見えます。

 実際にそう見えるだけでなく、
 血液の循環がよくなるので、新陳代謝の活発な疲労回復しやすい若々しい体になります。

コアマッスルを鍛えるには、いつも姿勢をよく保つように意識することです。

女優さんがインタビューを受けている時の姿勢を見ると、背筋がピンと伸びてとても綺麗です。

また、モデルの人の歩く姿は、背筋が伸び腹筋が引き締まり、とても若々しく見えます。

こうした姿をイメージしながら、常に良い姿勢を維持するようにします。


座っているときの姿勢維持のコツは、

両肩を少し後ろに引くような感じで胸を張ること、
・歩くときのコツは、それに加え腹筋を引き
・同時に お尻の穴を引き締めるような意識をもつことです。

 特に、お尻の穴をキュッと締める のは、とても効果的です。

 最初はとてもつらく、ついつい筋肉を弛緩させることが多いと思いますが、
 続けていくうちにコアマッスルが鍛えられるので、自然とよい姿勢が保てるようになっていきます。

 姿勢をよく保つ、たったそれだけのことですが、体には絶大な効果があります。

 実は、コアマッスルが鍛えられると、それだけで基礎代謝が20%もアップするといわれています。

 基礎代謝1400kclの人なら、280kclもアップするということです。

これはジョギングにして1時間以上のエネルギーに相当します。

さらに、コアマッスルは、とても大きな筋肉なので、体温の恒常的アップにも大きく寄与します。

 筋肉の中でも特に、コアマッスルを鍛えることは、
 健康で美しい体を手に入れるもっとも効率のよい方法なのです。



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関連参照:
上手に生きる更年期
「加齢」との付き合い方


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2014年5月17日土曜日

明かりをつけたまま寝てはいけない

眠るときに絶対やめたほうがいいのが、明かりをつけたまま眠ること です。


たとえば、40代で脳梗塞を起こした人の例があります。

会計士だったその人はもともと仕事が忙しいこともあって、暗くすると起きられないからと、部屋の照明をつけたまま寝ていたのです。


これは体、特に脳にとって大変悪いことなので、絶対しないほうがいいのです。


人間の脳は、目をつぶっていても目の奥にある網膜というところで光を感知しています。


そして、この網膜が光を感知しなくなることによって、脳の松果体というところから睡眠を促す「メラトニン」というホルモンが出るのです。

そのため明るいところで寝ると、網膜が光を感知してしまうので、メラトニンが分泌されず、睡眠の質が落ちてしまうのです。


これはたいへんなストレスです。


メラトニンは体が今が活動する昼間なのか、休むべき夜なのかを知らせ、体内リズムを整えるという重要な作用をもったホルモンとして知られていますが、実はもう一つ、とても重要な働きをもっています。


それは、脳と精子に於ける抗酸化作用です。

わかりやすくいえば、日々、質のいい睡眠をとることで、脳の錆と、男性の場合は精子の質の劣化が防がれているのです。

ですから、夜電気をつけたまま寝ていた人が心筋梗塞を起こしたりするのも、もちろん睡眠の質の低下によるストレスが直接的には影響していますが、メラトニンの不足による脳の酸化も原因のひとつだったと考えられるのです。

網膜はとても小さな光でも感知するので、夜は真っ暗な環境で寝ることが大切です。

小さなお子さんなどがいると、怖がるからと小玉電球をつけたままにしている人もいますが、小玉電球でもメラトニンの分泌は抑えられてしまうので、子供が眠ったら必ず消すようにしてください。


最近、若い男性の精子活性が低下してきているのも、不規則な生活による睡眠の質の低下が原因のひとつとなっているのではないかと思われます。

 睡眠の質を高めることは、自分の健康を守るだけでなく、次世代の生命を育むためにも大切なことなのです。


人間の体にとって一番いいのは、
自律神経のリズムに合わせて日中活動し、夜に睡眠をとるという生活です。

しかし、仕事の都合上どうしても昼間に睡眠をとらなければならない人もいます。

そういう方は、雨戸を締めたり、遮光カーテンを使ったりするなどして、できる限り室内を暗くしましょう。

それでも光が漏れるようならアイマスクを使い、できるだけ網膜に光が届かない工夫をして眠るようにしてください。

 部屋を暗くして寝ることに加え、もう一つ寝るときに必ず守って欲しい大切なことがあります。

それは、きちんと体を横たえて眠る ということです。

 忙しい人の中には、車や電車、飛行機の中など移動時間が睡眠時間になっているという人もたまにいますが、体をきちんと横たえて眠らないと、深刻な病気の原因にもなりかねません。


なぜなら、睡眠には脳を休ませるということのほかに
「体を重力から解放する」という重要な目的があるからです。

 私たち人間は、起きている間は、立っているにしろ座っているにしろ、常に重力に逆らっています。

そのため、その間は体を支える背骨にかなりの負担がかかっています。

睡眠は、そうした骨への負担を取り除く時間でもあるのです。


関連参照:
男性不妊の問題
40歳。ハッピーエイジング


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2014年5月16日金曜日

女性はもっと紫外線に当たりなさい

カルシウムというのは、いくら食事でとっても、それだけでは血中カルシウム濃度が上がりません。

食事に含まれるカルシウムが腸から吸収され、血液に取り込まれるためには「活性化されたビタミンD」が必要なのです。


ここで注意すべきは、ただのビタミンDではなく、
「活性化されたビタミンD」でなければダメというところです。


ビタミンDは食事やサプリメントで摂ることはできますが、それらはすべて不活性なビタミンDなのです。


カルシウムを吸収するには、この不活性のビタミンDを体の中で活性化させなければいけないのですが、この活性化に必要で不可欠なのが「紫外線」なのです。

つまり、いくらカルシウムの豊富な食事をしても、
陽に当たらなければビタミンDが活性化しない ので、骨は丈夫にならないということです。

 丈夫にならないどころか、陽から吸収されないカルシウムはそのまま体外に排出されてしまうため、カルシウムの豊富な食事をしても、血中カルシウム濃度が上がらず、正常値を保たなければならない体は、結局骨を溶かしてカルシウムを補充しなければならなくなり、骨がスカスカになってしまうのです。

ですから成長期の子供は、
 出来るだけ屋外で元気に遊ばせることが、健康な体をつくるためにとても大切なのです。

これは、実は大人にも当てはまることです。

とくに女性は、成長期の子供と同じくらい、充分な紫外線が必要なのです。

女性はホルモンの関係から、更年期になると男性よりも骨粗鬆症になりやすいので、それを防ぐためにも、若いときから充分に陽に当たり、強い骨をつくっておくことが必要です。

女性はシミができると言って、紫外線に当たることを極端に嫌う人が多いのですが、どれほど美しい肌をしていても、骨が弱くなって杖を使わなければいけないようでは台なしです。

いくらカルシウムを摂っても、
ジムなど室内だけでトレーニングをしていたのでは骨は丈夫にはなりません。

 骨を丈夫にするには、カルシウムとビタミンDの豊富な食事をするとともに、戸外で陽を浴びながら運動をすることが必要なのです。

どうしても日焼けやシミが気になるという方は、
サングラスをかけたり、帽子をかぶるなど気になる部分のUVケアをしてください。。

その状態でも陽に当たれば、ビタミンDを活性化させることは充分にできますので。


 関連参照: 40歳。ハッピーエイジング


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2014年5月15日木曜日

高齢者の車の事故の原因

アメリカで「筋肉の能力」ということが注目されるようになったのには、ひとつのきっかけがありました。


それは、高齢者の車の事故が急増したことでした。


日本でも最近、高齢者ドライバーによる事故が増えていますが、

これは
加齢とともに脳から筋肉への神経経路が衰え、
脳が命令を発してから、
 実際に筋肉がその指令を実行するまでにかかる時間が長くなることが原因です。
・また、ブレーキとアクセルを踏み間違える など、脳の命令を間違えてしまうのも、同様に経路が衰えることが原因です。

 脳が危険を察知し、ブレーキを踏むよう命令を出してから、実際に足の筋肉が動いてブレーキを踏むまでの時間を、20代と65歳で比較したデータがあります。

それによると、時速60キロで走行していた場合、65歳の人は20代の人が停止した位置から20~30メートルもオーバーした位置でやっと止まったといいます。

しかし、そうした神経経路の能力が衰えた人でも、脳から筋肉への神経経路を鍛えるタイプの筋肉トレーニングを重ねると、反応の速度と精度がアップすることがわかっています。

そして、神経経路が鍛えられた筋肉と、神経経路を鍛えずただ大きくしただけの筋肉では、神経経路を鍛えたほうが、基礎代謝の増加量が明らかに大きいことも分かってきました。

つまり、神経経路を鍛えることが、より効率よく体温を上げることにもつながるということです。

 脳から筋肉への神経経路を鍛えるということは、筋肉のパフォーマンスを向上させると同時に、脳のパフォーマンスも上げるトレーニングになるのです。

筋肉をつけるトレーニングをすることが、同時に脳トレになる ということです。

1980年代のアメリカでは、運動といえば有酸素運動が主流でした。

25分間運動すれば脂肪が燃焼されるということで、若い人から高齢者まで、健康促進のためにと、さかんに有酸素運動が行われたのです。

しかし、有酸素運動をいくらしても、高齢者の車の事故は一向に減りませんでした。
そこで運動効果が新たな側面から検証されることになり、90年代半ばごろから、無酸素運動で筋肉を強化することが、事故防止と同時に、老化防止につながるという研究結果が出はじめたのです。

アメリカでは、こうした研究結果を踏まえて、筋肉を鍛えることが国家レベルで推奨されました。
その結果、いまでは筋肉を鍛えることが、体にとっては体温アップにつながり、脳にとってはボケ防止になり、日常生活では事故防止につながるという知識が、一般の人たちにまで広く浸透してきています。

 日本では「脳トレ」ゲームが大ヒットしましたが、室内で一人静かにゲームを繰り返すより、筋肉トレーニングをする方が、脳の受ける刺激ははるかに大きいものとなります。

ですから、本気でボケたくないと思われるなら、
ゲームだけでなくあわせて筋トレをすることをお勧めします。

筋トレは「脳トレ」ゲームよりはるかに優れた脳トレになる のですから。

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関連参照:
だから、歩くのがいい。
頭が良くなるウオーキング
中高年からの筋肉作り 

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2014年5月14日水曜日

筋トレの前にはバナナ、直後にはチーズを食べろ

スロトレや加圧トレーニングで、筋肉は充分発達します。

しかし、もっと筋肉を増強させたいという人には、

・筋トレを行なう前にBCAAという分岐鎖アミノ酸を摂り、
・筋トレの直後にタンパク質を摂取するという方法が効果的です。

 BCAAというのは、
 具体的にいうと「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」という三つの必須アミノ酸を指します。

なぜ、これらを筋トレの前に摂取するのがいいのかというと、これらが筋肉をつくる原料だからです。

 材料が事前に揃っていると、筋肉の修復がスムーズに行われるので、効果的に筋肉を増強することができるというわけです。

 筋トレは無酸素運動なので、エネルギー源は100%グリコーゲン(糖)です。

 筋肉の増強を目的としたトレーニングでは、
どうしても回数や負荷がかかるので、途中で糖が不足してきてしまいます。

そうなると体は、筋肉中のタンパク質をアミノ酸に分解し、そのアミノ酸から糖をつくりだして使ってしまいます。

そのため、せっかくトレーニングしても、筋肉を痩せさせてしまうという皮肉な結果になるのです。

でも、BCAAを事前に摂取していれば、そうしたことを防ぐとともに、筋肉の修復がスムーズに行われるので、いまある筋肉を損なうことなく増強させることができるのです。

ですから、、筋トレの前にはアミノ酸を摂るのが良い、と覚えておきましょう。

アスリートなどは、市販されているマルチアミノ酸含有食品(数種類のアミノ酸を配合したスポーツサプリメント)でBCAAを摂る人が多いのですが、食品で摂るならば、バリン、ロイシン、イソロイシンの三つを含むバナナがお勧めです。

 食べるタイミングは、トレーニングを行なう30分前が効果的です。

もう一つの方法、つまりトレーニング直後のタンパク質は、BCAA以上に摂取するタイミングが重要です。

タンパク質は必ずトレーニング後10分以内に摂ってください。

これに関してはきちんとした論文があり、10分位内に摂るのがもっとも効果的で、2時間経ってしまうとまったく効果がないということがわかっています。

ここでタンパク質を摂る目的は、筋肉の材料となるタンパク質をとることで、効率よく筋肉を増やすことです。

ですから、摂るのはタンパク質であれば、
プロテインサプリメントでも牛乳でも豆乳でもお好きなもので構いません。

 量はそれほどたくさん摂る必要はないので、トレーニング後すぐに口にいれることを考えると、
個包されているチーズなどは持ち運びも楽なのでオススメです。

この方法は、どちらか一つだけでも効果はあります。

もちろん両方やれば、、さらに大きな効果がありますので、
よりアグレッシブに筋肉を増強させたいという方は、是非試してみてください。

 筋肉が増えると、体温が恒常的に上がることに加え、疲れ知らずのエネルギッシュな体になるというメリットがあります。


関連参照:
「冷え」は大問題
酵素丸わかり




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2014年5月13日火曜日

爪もみ、深呼吸を行う

自律神経は、無意識のうちに働く神経なのですが、

呼吸法爪もみ を行うと

意識的にコントロールができることになります。


まず、呼吸法
・ゆっくり吐き出す「ゆっくり呼吸」は副交感神経を刺激されます。


爪もみは、
「自律神経免疫療法」を応用した家庭療法で、自律神経を整える効果があります。

爪もみをすると「手足がポカポカしてきた」「ジンジンしてきた」という感想が聞かれます。

これは手足の血行が改善された証拠です。

すると、現代人に多い低体温が、即座に改善に向かいます。

爪の生え際には、神経繊維が密集しているのです。

爪もみを行うと、その刺激が瞬時に自律神経に伝わり、血行が改善し、体はどんどん「頭寒足熱」状態に近づいていくのです。


その方法は簡単です。

つめの生え際、2ミリ下のところの両側を別の親指と人差し指で揉むだけです。

ギュッと揉んでも、ギューッ揉んでもいい。

少し痛いけど気持ちいい刺激が得られるぐらいの強さで。

厳密な位置にこだわらなくても、刺激は十分に伝わります。



関連参照:
「冷え」は大問題
つまらんことでしょうか 






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2014年5月12日月曜日

ゆっくり食事をとり、体を温める

免疫力アップには早食いを避け、ゆっくり食事をとることです。


食べることそれ自体が自律神経を整えている ことになります。

・腹7~8分目の小食を心がけましょう。

・早食いを避け、ゆっくり噛んで食べましょう。

・玄米や発酵食品、小魚などを選び食べましょう。

・最後に、水分はしっかりとりましょう。

こんな食事を心がけていれば免疫力は確実にアップしていきます。


また、体を温め、血行を良くしていけば、免疫力は確実にアップします。

自律神経が乱れていると、体が冷えてきます。

少し温めののお湯にゆったりつかったり、乾布摩擦などが有効です。


ほかにも湯たんぽやカイロなどを有効に利用するといいでしょう。


関連参照:
酵素丸わかり
「冷え」は大問題

2014年5月11日日曜日

適度な運動をする

体がポカポカとして、汗ばむ程度の運動は、免疫力をアップさせ、自律神経のバランスを整えます。

できたら、早寝早起きを心がけ、散歩やラジオ体操などをするぐらいがいいでしょう。

ほかにも、適度の運動としては、たくさんあります。

社交ダンス、日本舞踊などの踊り、ヨガや太極拳などで体を動かすなど長く続けられ、自分にあった運動方法を選ぶといいでしょう。

できたら毎日、少なくとも周に2~3回は行いたいものです。


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だから、歩くのがいい。 
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