2013年12月20日金曜日

賢明に、懸命に

人間の顔というものは実は重たいものなのです。 

体重の1割弱。平均で4~5キロあるそうです。

この重たいものを体の一番上に乗せ、
二本の足でバランスを保ちながら立っています。

これが人間だ、という側面があります。

しかし、このバランスは、ある時、崩れるのです。

崩れる時、が来るといったほうがいいのでしょうか。

「慌てて」「ほんの少しつまずいて」「うっかりつまずいて」「うっかり足を滑らせて」。

しかし、こんな時、常に転ぶわけではありません。

とっさに片足で踏ん張って、パッと壁に手をついて難を逃れることが出来る。


また、歩くということは、日々の生活の質を保つために重要な身体能力なのです。

あまりに当たり前の動作であるため、その能力が落ちていたとしても、
なかなか気づきにくいという側面があります。

頭の重さを感じる時と歩く能力の低下したときが同時に来ると人は転びます。

これが足の付け根を骨折でもしようものなら、それこそ寝たきりになってしまうのです。

転ばないように、元気に死んでいくために賢明に、懸命に生きていきたいですね。


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