2013年12月6日金曜日

転倒(転ぶ)、という事故

高齢者の日常に潜む危険の中でも、認識が薄くなりがちな転倒(ころぶ)事故。

しかし、ちょっとした油断が寝たきりにつながる など、その代償はあまりにも大きいのです。

なぜ転倒(転ぶ)事故が問題化してきたのでしょうか?


近頃、60歳以降、特に70歳代の転倒事故が増えています。


転んだだけ、と軽視されがちですが、

この「転んだことによる骨折」は

高齢者が寝たきりになる原因の上位となっています。


 直接的な負傷だけではなく、
 寝たきりや介護の予防という点からも注目されてきています。

また、急性硬膜下出血などで死亡するというケースもあるので注意が必要です。


 転倒の場合の典型的な例として
「自宅内で」ということが多いことも指摘されています。
  
 具体的には、
 階段のように大きな段差に限らず、「畳のへり」や「座布団」、「ふすまの敷居」、
 「電気コード」など数センチの高さにつまずくことがあります。

 中には、「スリッパ」に引っかかる場合もあるようです。


その状況としては

●電話や来客に慌てて出る
●夜電気をつけずトイレに行く
●入浴時の片足立ちでバランスをくずす

 などもありますが、

単に歩くという日常動作で転倒する例が多く見られます。



どうすれば転倒を防げるのか?

ウオーキングだけでなく、
太ももやふくらはぎの筋力を維持する運動が重要と指摘されています。

しゃがみこむ動作のスクワットだと負担が大きい人の場合、
椅子に座った状態から立ち上がる運動を繰り返すなど、軽い筋力トレーニングがいい。


また、楽しいと継続しやすいので、ボール遊びなどをメニューとする
転倒予防教室に参加するのも有効です。

●サルコペニアを予防するには など参照
  
筋力維持とともに心掛けることとして
●骨粗しょう症の予防はもちろん、治せる病気はすべて早期に治療すること。
●白内障だと危険性を認知しにくくなるし、糖尿病も足の感覚を鈍らせることがあるので早期に治療すること。

環境面では、
● 段差解消や手すりの設置、自宅の整理整とん が必要です。
●なお、睡眠薬や高血圧の薬などの影響で立ちくらみがすることもあり、
  服用している薬の特性を理解して動かなければならなりません。



関連参考:
●転ばぬように、歩き続ける方法
●中高年からの筋肉作り 
●サルコペニアを予防するには     
●高齢者向け超簡単筋力作り  
●シニアから始める体操

なども参考になります。



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