2013年12月27日金曜日

息切れ、咳、痰は肺の老化のサイン

肺は1回の呼吸でペットボトル1本分(約500ml)の空気を吸い込み、同じ量を吐き出しています。

ところが、肺自体はゴム風船のような存在で自ら伸縮はできないのです。

横隔膜や肋骨といったについた肋間筋が胸郭を広げると肺も広がって空気が入り、胸郭が閉じると肺が狭まって空気が出ていきます。

呼吸機能は20代がピークでその後は衰えていきますが、その一因には横隔膜や肋骨筋の衰えなのです。

駅の階段を上がると息が切れるようになったら、肺が衰えていると考えていい。

対策としてはピラティスなど深い呼吸を伴う運動で横隔膜と肋間筋を鍛えるなどすることだろう。

また、喫煙者は慢性閉塞性肺疾患(COPD)に注意しよう。

長い時間をかけて進行し、タバコの煙などが含む有害物質が気管支で炎症を起こしたりします。


息切れ、咳、痰といった症状が続く時はCOPDの疑いが充分にあります。

日本人では、40歳以上の10人に一人がCOPDと推定されています。

一旦損なわれた肺機能はなかなか回復しにくいので、喫煙者は即時禁煙を。


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