血清アルブミンは高齢者の栄養状態を客観的にみていく指標となっています。
これは、血液中のタンパク質の一種で、血漿(けつしよう)総たんぱく質の約6割を占め、栄養・代謝物質の運搬、浸透圧の維持などの働きをしています。
この数値が3.5g/dl以下になるとタンパク質を補う必要があり、
卵や魚肉、ヨーグルトなどを摂取することが求められます。
高齢者の栄養障害は身体予備力を低下させるだけでなく、
病気にかかりやすく、また一度かかってしまえば回復を遅らせてしまうことにもなります。
ですから、体重と併せて「血清アルブミン」を定期的に測定し、
高齢者の栄養状態を客観的にみていくことが重要なポイントとなるのです。
参照:
血清アルブミン値を上げるには
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