2013年12月25日水曜日

朝食は食べなくて良い

「朝ごはんはしっかり食べていかないといけない」。

そう言われて育った人も多いのではないでしょうか。

一日のスタートである朝にエネルギー補給しないと

「頭の回転が鈍り、勉強ができない」
「動いてもスタミナ不足ですぐ疲れる」

などと言われると「そうだな」と思えます。

ですが、人間本来の生理リズムからいうと、朝は食べなくて構いません。

そもそも日本人が一日3食になったのは江戸時代になってからのことなのです。

明治時代や大正時代まで、朝食は粗末なものだったといいます。

現在のように「朝ご飯をしっかり食べよう」というスローガンが掲げられるようになったのは戦後、昭和30年を過ぎてからのことです。

歴史的に見ても、日本人の体質に合うのは、実は一日2食なのではないか。

朝食を摂るにしても、排泄を助けるための酵素の多い生野菜や果物だけで十分なのです。

ちなみに、一日2食にして夜の7時頃に夕食を済ませると、翌日の昼食まで少なくとも17時間は
消化器官を休ませることができます。

簡単に試せますのでやってみてはいかがでしょうか。

英語では「朝食」を「breakfast」といいます。「fast」は断食という意味です。

一晩何も食べない状態「fast」を、破る「break」する、それこそが朝食の語源です。

断食後の朝食が、重くていいはずはありません。

朝からしっかり食べれば、必ず体に負担がかかります。

消化がよく、浄血作用(血液をきれいに浄化する作用)の高い生野菜や果物を朝、食べることは理にもかなっているのです。


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