高血圧、脳梗塞、心筋梗塞など、動脈硬化を背景にして発生する
心臓・循環器系の病気は、まさに「血管の老化」が原因で起こる。
こうした心臓・循環器系の病気を防止、改善する方法として、
石原結實氏(長寿医学)は最大公約数的に次の項目を挙げています。
1>肉、卵、牛乳、バター、マヨネーズに代表される高脂肪の食物は控え、
EPAやタウリンなど高脂血・抗血栓作用を有する成分を含む魚や
魚介類(イカ、タコ、エビ、カニ、貝類)をしっかり食べる。
2>海藻、豆、コンニャク、根菜類などの食物繊維の多い食べ物を積極的に食べる。
食物繊維が、腸内でだぶついているコレステロール、脂肪、糖、塩分などの
余剰物や発ガン物質の血液への吸収を妨げ、大便とともに捨ててくれる。
3>ニラ、にんにく、ネギ、玉ねぎ、らっきょうなどユリ科、アリウム属の野菜を多く食べる。
含有成分の硫化アリルが血管を拡張し、血栓を防いでくれる。
4>人参2本、りんご1個で作る人参・りんごジュースの愛飲する。
これにさらに血栓を溶かす作用のある
ピラジンを含むセロリを50~100g加えるとさらに良い。
5>適量のお酒は、血管内皮細胞か、血栓溶解酵素のウロキナーゼの分泌を促す。
日本酒なら2合、ビールなら大瓶2本、ワインならグラス2~3杯、
ウイスキーなら水(お湯)割り2~3杯以内が適酒とされる。
6>1日1万2500歩以上歩く人は、狭心症、心筋梗塞はおきない、という。
歩くと、動脈硬化を防ぐ善玉(HDL)コレステロールや血栓溶解酵素の産生が増える。
いっぺん自らの食生活を見直してみることがやはり必要です。
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