2013年12月2日月曜日

横断歩道を渡りきれない

「老化は足から」とよく言われます。

身体機能の衰えや老いを真っ先に感じるのが、
「歩く」ことや「歩ける」能力と深く関わっています。

「歩くこと」すなわち「歩行」を科学的に分析してみると、
加齢に伴ってさまざまな変化が見られます。

たとえば、歩行時に足の裏が地面や床面からどのような力を受けているのか。


測定には、床反力計という装置を使うようです。

歩行時の前後・垂直・左右の方向の足の裏にかかる3方向の力を

20歳代と、足の衰えを感じる70歳代とで比較してみると、

20歳代に比べ、

70歳代では、前後方向の推進力が衰えて小さくなっている

のが知られています。

これはどういうことなのでしょうか?

つまり、

足の蹴り出しの力(キック力)が弱くなっていることを意味しているのです.

ここから

「普通に歩いていては、青信号中に横断歩道を渡りきれない」

ということが、75歳以上の女性の半数に起きることになるのです。

渡りきれない信号
http://pinpin-korori.info/korobanaitameni/category22/

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