細胞のダメージを回復させたくても体の機能が低下しては回復させられません。
そんな低体温がもたらす「負のスパイラル」から抜け出す最善の方法は、体温を上げることです。
体温を恒常的に上げることには、絶大な健康効果があります。
もとより低体温はストレスがもたらした結果でもあります。
その結果を意識的に変えることで、体の機能を回復させ、ストレスに対する抵抗力をつけることができるのです。
では、なぜ体温を上げるだけで、健康を手にいれることができるのでしょうか。
体温が高くなったとき、最初に変化するのは血流です。
低体温が血流を悪くするのとは逆の理由で、
体温が上昇するとそれだけでも血流はよくなります。
血流がよくなると、ストレスによってダメージを受けていた細胞に糖(グルコース)というエネルギー源が供給されます。
それと同時に、体温アップによって酵素活性も上がるので、エネルギーを効率よくつくりだすようになります。
こうして細胞がストレスから回復すると、その情報が脳に行き、脳の視床下部から下垂体へ、そして自律神経、ホルモンへと伝達されていきます。
こうして良い情報が伝達されていくことによって、体全体の機能も正常に整っていくのです。
つまり「負のスパイラル」が体温を上げることによって「正のスパイラル」へと転換されるということです。
お風呂や温泉、サウナなどで体を芯から温めると、
体中の疲れがとれたようなに感じますが、それは細胞のストレス状態が回復するからなのです。
でも、その良い状態ははあまり長く続きません。
体が冷えると、またもとの低体温状態に戻ってしまうからです。
ですから、体を常にベストの健康状態にするためには、外から温めるだけでなく、
常に体温の高い状態をキープできる体づくりをすることが必要です。
↓クリックをお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿