2014年6月30日月曜日

ミドリムシとバス

いすゞ自動車とベンチャー企業の「ユーグレナ」がミドリムシからつくったバイオディーゼル燃料バスをこの7月から運行するとマスコミ発表した。

ミドリムシは藻の仲間で体長はわずかに0.05ミリで髪の毛(0.07)より小さい。

光合成を行いながら動物のように移動することも可能である。

このミドリムシは体内に油脂を生み出すことができる、という性質があります。

この性質を生かして体内に油脂をたくさんため込む品種をつくり、抽出・精製し、それを軽油に混ぜて燃料にするというもの。

純粋にミドリムシ由来の燃料をつくるにはまだまだなのですが、将来の期待は大きい。

というのは、ミドリムシは成長する過程で二酸化炭素を吸収するし、軽油に混ぜることで化石燃料を使う量を減らせる、というので地球温暖化防止にも役立つと期待されているのだ。


関連参照:
つまらんことでしょうか

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睡眠のゴールデン・ピーク・タイム

酵素を生かして免疫力を高めるために欠かせないのが、良質な睡眠です。

人の生理リズムでいくと午後8時には吸収と代謝の時間に入ります。

その後、翌朝4時ぐらいまでが、新しい組織を作り出し、エネルギーを生産し、古くなった細胞を排出し、細菌やウイルスなどを殺して疲労物質とともに排除する大切な時間帯となります。


これらの代謝がしっかり行われないと免疫力も落ち、生命に関わりますので、この作業は人が起きている間はなかなか進みません。


ちなみにがん細胞が作りだされるのも新たにできたガン細胞が免疫のチカラで処理されているのも寝ているこの時間帯なのです。

また、この時間帯に、翌日の消化や代謝に備えて必要な酵素を生産しています。

 睡眠は代謝作業に専念し、新しい酵素を生産する非常に大切な時間なのです。


 眠る時間帯も大切なことです。

 同じ8時間睡眠でも午後11時に寝て朝7時に起きるのと、
 午後2時に寝て朝10時に起きるのでは疲れの取れ方がまったく違うのです。

もっといえば、成長ホルモンや細胞再生が行われるピークタイムは
午後10時頃から午前2時頃までといわれています。

このピークタイムを意識することも大事です。

理想をいえば、「午後10時には布団に入り、7~8時間の睡眠を」ということになります。


 関連参照
酵素丸わかり
つまらんことでしょうか
「加齢」との付き合い方

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2014年6月29日日曜日

イヌイットの食生活調査

アラスカやグリーンランドに暮らすイヌイット

彼らは極限の地で特殊な生活をしています。


気候の関係で穀物も野菜も生産できず、
少量の山菜や果実、海藻などを除いて、ほとんどの食べ物を狩猟の獲物である肉や魚のみに頼らねばならないのです。


低糖質、高タンパク、高脂質であり、そのような生活をもう何千年も続けてきました。


1960年代に、デンマークのダイアベルク博士が、デンマーク領グリーンランドのユマナクという村のイヌイットについて調査・研究を行ないました。


その結果、
「デンマーク人とイヌイットは異なる人種であるが、
食生活の総摂取カロリーのうち脂肪の占める割合が40~50%とほぼ同じでした。

ところが、デンマーク人の虚血性心疾患による死亡率が35%にものぼるのに対し、
グリーンランドのイヌイットでは同じ病気での死亡率は5%しかなかった。

その一方、デンマーク本土に移住しているイヌイットでは、
デンマーク人と同じだけの割合で心疾患による死亡者がいた」のです。


つまり、偏った食事をしていると思われたイヌイットの方が、
現代的な食事のデンマーク人よりも心疾患がはるかに少なかったのです。

さらに、脳梗塞や心筋梗塞などの血栓症の疾患や、動脈硬化などの血管の病変、リウマチ、潰瘍性大腸炎、虫垂炎、歯髄炎などの炎症、そしてガンや糖尿病など、現代において先進国に多い病気のほとんどが極めて少なかったのです。

イヌイットは生肉や生魚を主に食べているのに、
そのことが原因で特定の病気が起こっているというケースもなかったということなのです。



関連参照:
つまらんことでしょうか



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2014年6月28日土曜日

転倒予防の簡単スクワット

ロコモティブシンドロームという症候群があります。

体を動かす機能がうまく働かないために、歩くのが億劫になったり、実際に歩けなくなったりするような状態をいいます。

実際、足腰を使わない生活を送っていると、筋力やバランス機能がどんどん衰えていきます。

動くために必要なものには、まず筋肉、骨、軟骨、関節、神経があり、これらは相互に連携して体は動いています。

筋肉や神経など、そのどれかひとつでもうまく動かなくなるだけで体は動きません。

そうならないためには生活の中で足腰のトレーニングを意識することが必要です。

少し足腰が衰えてきたと感じたら、歩く距離を増やしたり、階段を上り降りしてトレーニングしたり、など生活の中で足腰を使う機会を増やし、鍛えていかなければなりません。


順天堂大学の白澤先生が紹介している軽いスクワットがあります。

・まず、足を腰の幅に開いて立ちます。
・つま先をかかとから30度外側に開きます。
上体を少し前に傾けて、腰を下ろしていきます。洋式トイレの便座に座る感じ。
・膝は90度になるくらい曲げるのが目標ですが、無理しない程度でいい。
*これを5~6回を1セットにして1日に3回行う。

これでお腹、背中、お尻の筋肉が鍛えられます。

あなどるなかれ。
軽い運動でも続けてやっていけば、必ず効果が出てきます。


関連参照:
転ばぬように、歩き続ける方法
中高年からの筋肉作り  
サルコペニア予防  
シニアからの栄養学



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運動中はリズミカルな呼吸を

運動中は自然に呼吸するのが基本です。

ただ、エアロビクスダンスのようなややきつい運動では、
リズムに合わせて、吸う、吐くと意識的な呼吸を心がけます。

運動前はもちろん、運動中もこまめに水分補給をします。

かなり汗をかいたときには、冷水を飲むと吸収が早くなります。
この場合、胃の負担になるので注意が必要です。

また、スポーツドリンクはミネラルの補給ができますが、糖分も含まれているので大量に摂るのは避けましょう。


運動のキツさを知るには、脈拍数で測ります。

運動中、または運動直後に脈拍数を測りましょう。

中高年の場合、1分間に110前後までが安全圏内です。


関連参照:
だから、歩くのがいい。
つまらんことでしょうか

音痴解消


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2014年6月27日金曜日

前立腺ガンについて

前立腺は男性特有の臓器で、女性には存在しません。
膀胱の下にあって、尿道を取り囲むように位置しています。

前立腺ガンは欧米に多いガンで、特にアメリカの男性では
患者がもっとも多く、死亡率の第2位となっています。


近年、日本でも増加傾向にあります。


日本での増加傾向の理由として

1>高齢化
前立腺ガンは典型的な「高齢者ガン」です。
40代までになることは極めてまれで、50歳以降、徐々に増え始め、年齢とともに患者数も増加しています。

2>食生活
食生活の欧米化に伴って動物性脂肪の摂取量が増加しており、その影響ではないかといわれています。

3>診断法の進歩
血液中の前立腺特異抗原(PSA)の量を調べる「PSA検査」という方法が普及してその疑いのある人を容易に判別できるようになったのです。
その結果、患者数が増えたという側面もあります。


PSA検査でPSAの値が4ng/ml以上の場合、細胞の一部を採取して調べる生検の対象となります。

細胞を取りますが痛みは少なく、時間も15分程度で終了します。

前立腺ガンの初期では症状がほとんどないため、この生検で判明します。

進行すると「尿が出にくい」「残尿感がある」「排尿時に痛みを伴う」「尿や精液に血が混じる」などの症状がでますが、これは前立腺肥大でも出ます。

また、前立腺ガンは放置すると、主に骨やリンパ節に転移します。

治療法には、ホルモン療法、手術(前立腺全摘術)、放射線療法、PSA監視法などがあります。


関連参考
つまらんことでしょうか
「加齢」との付き合い方
シニアからの栄養学


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2014年6月26日木曜日

毎日、牛乳を200ml飲むということ

牛乳を200ml。コップ一杯飲むようにした。

いろんな本を読むと
そうした方がいいということがわかった来たのだ。

物忘れを予防することが出来るのだ。


これはいろんな調査からもわかってきた。

高齢者はボケ防止には乳製品なのだ。そう記憶し、そう意識して始めたのだ。


牛乳を飲むと腹痛を起こすことが過去にあったので、ちょっと気にしながら飲み始めた。

裏付けを調べてみた。


すると、乳清に含まれるラクトアルブミンに行き当たった。

この物質は情動を安定させるセロトニンの原料になるトリプトファンというアミノ酸を
大量に供給してくれる。

牛乳などの乳製品を良く摂ることで安堵感が生まれ、
ストレス耐性ができ、認知機能の低下が防げるというわけである。


もうひとつは、ビタミンB12

ホモシスチンという認知機能を低下させる物質を体内から排泄するのに欠かせないビタミン。

よく牛乳を飲む人ほどビタミンB12が高い濃度で維持されホモシスチンを排出しているというのだ。


男女ともに、年齢を意識するようになったら
「牛乳を意識して飲め」ということになりますが、あなたは必要ありませんか?


関連参照:
「加齢」との付き合い方
つまらんことでしょうか





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2014年6月25日水曜日

正座の効用

どんな運動も、終わった前後のストレッチが大切です。

ちょっとキツい運動をした跡は体に負荷がかかっているからです。

これは運動の前はもちろん後にも、怪我を防止するために欠かせないのです。

いろんなメンテナンスの方法があるのだが、アンチエイジングで有名な坪田一男先生は
筋肉のバランス上からも欠かしてはいけないといいます。


特にしっかり伸ばすのは、太ももについている大腿四頭筋。

この大腿四頭筋を伸ばすには「正座」が有効であると指摘しています。


正座をすると自然に大腿四頭筋のストレッチになるというのです。

坪田先生は、それこそタクシーに乗っている時にも正座をしたりして
運転手に怪訝な顔をされていたりするそうです。


しかし、現実問題として日常生活で「正座」をすることはなかなかありません。


なお、同じ効果が期待できるのは、
自然に立った状態で片足づつ手に持って後ろに引っ張り上げるストレッチもいいという。
(この際、靴はぬがなくていい)場所をとらずにできるのでおすすめだとしています。


関連参照:
つまらんことでしょうか

音痴解消


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2014年6月24日火曜日

筋肉を鍛えれば冷え性は治る!

低体温とは少し違うのですが、多くの女性が苦しんでいる「冷え性」は、筋肉を鍛えることで治すことができます。


低体温は、体温そのものが36度以下になっている状態をいいます。

これに対して冷え性というのは、体の中心部の体温はそれほど低くないのに、手先や足元といった体の末端の血行が悪く、異様なほど冷たくなったしまうという病態のことです。


低体温は、実際には男女の区別なく起こりますが、冷え性で苦しむのは、ほとんどが女性です。

ではなぜ、女性ばかりが冷え性になるのでしょうか。

原因はいくつか考えられるのですが、
その中でも大きな原因となっているのは、低血圧と運動不足です。


まず、血圧が低いと、体のすみずみまで血液を行き渡らせることができなくなるので、どうしても末端の血行が悪くなります。

また、女性はただでさえ筋肉量が男性より少ないので、運動が不足すると筋肉の絶対量が足りなくなり、末端から血液を体の中心部へ送り出す力が弱くなってしまうのです。

こうした二つの要因によって、
女性は手足の血行だけが極端に悪くなる「冷え性」になってしまうのです。

冷え性を改善する最もよい方法は、血行が悪くなりやすい下半身の筋肉を鍛えることです。

特に足の筋肉は「第二の心臓」と呼ばれるほど、血液の循環に大きな役割を果たしています。

でも、足の筋肉を鍛えるメリットは、単に血行がよくなるだけではありません。

筋肉が増えると、筋肉自体が熱をつくり出すので、血行改善と合わせて二重の効果で冷え性が改善されるのです。

足の筋肉を鍛える基本は、やはり歩くことですが、ふくらはぎに太もも、そして腰の筋肉を一度に鍛えることができることができるスクワットもお勧めの運動です。

この場合も、先に息を止めて無酸素運動としてスクワットを行ってから、
呼吸を整え、有酸素運動としてスクワットを行なうと、下半身の余分な脂肪が落ちるとともに、必要な筋肉がつくので、引き締まった美しい下半身をつくりながら、冷え性を改善することができます。


ただ、冷え性の人が運動をする場合は、事前に必ず充分なストレッチを行ってください。

筋肉が冷えて硬くなった状態のまま急に動かすと、かえって筋肉を痛めることにもなりかねません。

そういう意味では、お風呂で体を温めてから運動をするのも、良い方法です。

冷えはどんなものであれ、それだけで体にとっては大きなストレスです。

そのため冷え性を放っておくと、そのストレスによって自律神経のバランスを崩し、体全体が冷える「低体温」へと病態が進行してしまうこともありえます。

ですから、脇の下で測った平熱が36.5℃以上ある人でも、末端に冷えがある人は、低体温の予備軍ということができます。

 冷え性を低体温に進行させないためにも、筋肉トレーニングを日々の生活にとり入れ、全身の体温を高い状態に保つようにしていたいものです。


関連参照:
転ばぬように、歩き続ける方法
つまらんことでしょうか
中高年からの筋肉作り  

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2014年6月23日月曜日

元気な長寿者のインスリン

長寿研究をしている白澤卓二先生の研究の中で

元気な長寿者に共通した3つのホルモンというのがある。

1>インスリン
2>アディポネクチン
3>デヒドロエピアンドステロンサルフェート(DHEA-A)

これを知ることは元気に死ぬためには一応学習しておかねばならない。

インスリンは、まず、
・人間では代謝をコントロールしていますが、
・下等動物では寿命をコントロールしています。

白澤卓二先生は、この代謝と寿命が関係しているのではないかと考えて
元気な高齢者のインスリンを測定してみたのです。

たとえば、有名なお医者さんでいまも現役の日野原先生や長寿スキーヤーだった三浦敬三さん。

結果は、すごく低い、ということがわかった。

逆に寝たきりの人は、インスリンの効きが悪く、血中濃度が非常に高い。

インスリンの効きが悪い人は、糖尿病になったり、メタボリックシンボロームになったりして短命に終わるケースが多いということになる。

ここでの結論は、人生の途中でも常に
インスリンの効きを良くしていくことが大事、ということです。

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2014年6月22日日曜日

肝臓のこと。

肝臓=再生能力が高い「人体の化学工場」といわれている。

消化に欠かせない胆汁を作り、栄養素の貯蔵や加工を行い、アルコールなどの解毒をしています。

再生能力が高く老化には強いと言われていますが、何らかの原因で炎症がおこると機能が低下して衰えます。


日本人の肝炎の8割はウイルス感染によるものと言われています。

このほか、お酒や甘いものの摂り過ぎなどで
肝臓に脂肪が溜まりすぎると脂肪肝になると肝炎になりやすくなります。

沈黙の臓器と言われるほど、
異変が自覚症状に現れにくいので、健康診断時の肝臓機能のチェックをしっかり行いましょう。


関連参考:
つまらんことでしょうか
「加齢」との付き合い方
シニアからの栄養学



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2014年6月21日土曜日

グローミューの話

東京大学の吉利内科で行われた実験です。

4℃の冷たい水の中に片方の腕を入れると、その手の温度はみるみるうちに下がっていきます。

これは、冷たい水に体温を奪われないように皮膚表面の血管が収縮し、血液が流れないようになったからです。

体温が下がったままずっと続くかと思われたのが、15分くらい経つと、不思議なことに手の温度が上昇してきます。

通常、人間の体内における血液循環は、まず心臓から出た血液が大動脈に入り、次々と細かい動脈管に分かれて、毛細血管に流れ込みます。

それから、こんどは細かい静脈管に入って、だんだんと太い静脈管を通って、最後に再び心臓へかえってくる、というのが一般に知られている大循環というものです。

ところが、毛細血管が収縮したままで血液が流れていないのに手の温度が上昇してきた、ということはどこかに血液の流れているところがある。

それが副血行路、つまりグローミューであることがわかったのでした。毛細血管を通らない、いわゆる近道(バイパス)があったのがわかったのです。

自然の山奥などに生存している猿やオオカミなどは寒い冬でも冷えることのないようにグローミューが完備しているのです。

人間も年をとってくるとこのグローミューが駄目にしてしまうものに、甘い物を食べる、アルコールの過食、過飲が挙げられます。

逆にグローミューを健全にする方法として毛管運動や温冷浴などが良いとされています。


関連参照:毛管運動


音痴解消


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2014年6月20日金曜日

毛管運動。その2

「毛管運動」の方法(右図)を

6/17に紹介したのですが、なかなか実際はむずかしいので、こうしました。



●持ち上げた足を壁につけ、足裏を水平に
まっすぐ上げたら揺する。


これなら1~2分も可能です。

しばらく慣れるまでこれでいくつもりです。


この先の人生に何らかの効果をもたらしてくれるでしょう。マスターしておく必要があるのです。

この滞りを改善すると、シミとかシワ、それに肌荒れなども消えてしまうといいですね。

3年もしっかり続ければ、自分でもびっくりするくらいの脚力がついて、楽々と階段を上り下りできるというのです。

信じられますか?


関連参照:
「加齢」との付き合い方
つまらんことでしょうか





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ベルカント唄法

腹式呼吸にはいろいろな方法があります。

オペラ歌手で日本イタリア協会の会長だった中川牧三さんの腹式呼吸のことが白澤卓二さんの本の中で紹介されていました。


中川牧三さんという方は105歳で亡くなられましたが、100歳を過ぎても日本とイタリアを行き来しながら多くのお弟子さんにオペラの指導をされていたようです。


さて、その腹式呼吸はベルカント唄法といいます。

イタリア独特のゆっくりと息を吐きながら発声する方法である。

白澤卓二さんは、
このベルカント唄法が長寿に大いに関係しているのではないか、というのです。


中川さんの肺は酸素と炭酸ガスのガス交換がしっかり行われ、
肺の老化が最小限に食いとどめられていたのではないかといいます。


いったいに年をとると、

肺の機能が落ち始め → ガス交換がうまくいかなくなる → 酸素の取り込み機能落ちる

→ 結果、脳の働きも落ちてくる、というわけです。


腹式呼吸とか深呼吸とか。

改めて意識してみる価値があるのではないでしょうか?

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2014年6月19日木曜日

膵臓のこと。

膵臓(すいぞう)は、
重さとしては鶏卵一個ほどの重さしかありませんが、
糖質・脂質・タンパク質の三大栄養素すべての消化を行える
強力な膵液を出し続け十二指腸に分泌します。


この膵液に含まれる消化酵素には、

アミラーゼなどの酵素
・たんぱく質を分解するトリプシンのような酵素、
・脂肪を分解するリパーゼのような酵素

があります。


その一方で、全身の細胞のエネルギーとなる血糖値をコントロールしています。

・上がった血糖値を下げる=インスリン
・下がった血糖値を上げる=グルカゴン

というホルモンをつくります。

膵臓の老化の引き金には過労などがあります。

動物性食品が含むタンパク質や脂質の摂り過ぎは、膵液の大量消費を招き、
血糖値を急激に上げる砂糖などの摂り過ぎもインスリンを消耗させて、膵臓を衰えさせます。 

2014年6月18日水曜日

彫刻家や画家は何故長生きするのか 

彫刻家では、平櫛田中さん(107歳)が長生きでした。

エピソードがあります。

100歳の誕生日の前にこれから彫刻するために
必要な木材を30年分買いこんだそうです。


同じく彫刻家の北村西望さんんも102歳。

画家では、小倉遊亀さんが105歳、片岡珠子さんが103歳、パブロ・ピカソが91歳、マルク・シャガールが97歳など、長生きの人が多いのだ。

一般的に画家や彫刻家には長生きの印象があります。

画家や彫刻家が長生きするのは、手をよく使うからといわれています。

手をしょっちゅう動かしているのは、それだけ脳を動かしていることになるようです。

創造的な仕事について、それが好きでずっと続けられたということは、常に脳も生き生きとしていたということでしょう。


順天堂大学の白澤医師によれば、画家や彫刻家は普段から書きたいテーマをもち、それが生き甲斐であり、その生き甲斐を一生持ち続けたことが結果として長生きにつながったのではないか、と指摘しています。


生き甲斐があるから、やりたいことがあるから、長生きできるのです。

そしてその生き甲斐は、まさに自分でつくるものであるようです。


関連参照:
「加齢」との付き合い方





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2014年6月17日火曜日

血液の循環を良くする毛管運動

毛管運動は「毛細管現象発現運動」の略です。


手足に分布している毛細血管の活動を促し、血液の循環を良くして、うっ血を取り去ろうというのが狙いです。


ふつう心臓から手足に巡ってきた血液は、すべて滞りなく再び心臓に返っていくと思っているかも知れませんがそうではありません。

手足の方では、古い血がうっ滞して滞りが起こります。


手足がだるいとか冷えるというのは、きれいな動脈血が充分供給されないていないのです。


この滞りを改善すると、シミとかシワ、それに肌荒れなども消えていき、冷え性も治ってしまうといいます。

そして、この毛管運動を毎日続けることで、足腰の脚力も出てきます。

3年もしっかり続ければ、自分でもびっくりするくらいの脚力がついてきます。


楽々と階段を上り下りする自分に気づいてうれしくなるでしょう。



「毛管運動」のやり方は。右図参考に。

1>手足を身体と直角になるように垂直に伸ばし、細かく振動させる。

2>手は肩幅に、足は腰幅に合わせ、足裏は床面と水平になるように。

3>これを朝夕1回、1~2分行う。


実施するに際しての注意事項としては

1>膝の裏をしっかり伸ばす。

2>両足首を固定してぐらつかせない。

以上の2点を気をつけて実行するといいのですが。


さて、実際にはじめてみましたが、たいへんきつい運動で、30秒もできなかった。
いろいろなところがみしみしする感じである。

近頃はデスクワークが多く、少し足首のあたりに、血管が細いミミズのようになって、うっ血しているようなのですぐにも実行する必要があるのだ。

むくみ解消。酵素&足裏マッサージで

むくみは女性特有の悩みです。

 特に生理前は、体が何でもため込もうとして余分なむくみを感じることがあります。

むくみは、新陳代謝が悪く、血がルロー状態(ドロドロの血)になっているのが原因です。

血がドロドロなので、栄養が抹消の細かい血管まで行き渡らず、血行が悪くなっているのです。

したがって老廃物も排出されず、代謝も悪くなり、それがまたむくみにつながる、という悪循環を引き起こすのです。

もし、酵素たっぷりの食事を始めれば、そんなむくみは、解消します。

酵素が代謝を促し、サラサラの血液に戻っていくからです。


また、足裏マッサージもお勧めです。足裏はすべての臓器の集約場です。

手や指や棒などで、足裏をグリグリと押し込んだりもんだりすると、その部位に応じた臓器が活性化していきます。

この際、ちょっと痛いくらいが効果的です。

一日10分程度続けていけば、臓器の働きがぐんとよくなり、老廃物の排泄も促されます。

できたら、足湯とか入浴のあとに行うとなお効果的です。


もうひとつ。

ふくらはぎの筋肉を揉みほぐしたり、たたいたりするのもお勧めです。

くらはぎは「第2の心臓」ともいわれるほど、血液循環にとって重要な部位です。

ここを刺激すると、血液が心臓に向かってスムーズに戻るようになります。

自分が気持ちよく感じるむくみ対策を続けてみましょう。


関連参考:
酵素丸わかり 
アルブミン値を上げるには
転ばぬように、歩き続ける方法


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2014年6月16日月曜日

ピラティスとは

ピラティスとは、1900年代初頭、ドイツ人の看護師、ジョゼフ・ピラティスがリハビリテーションのために考案したエクササイズです。

 従来の筋肉トレーニングとは異なり、体のクセや歪みを改善しながら、インナーマッスルを中心に鍛えるというものです。


ピラティスでは、尾骨から頭間を貫くライン(=コア)と骨盤を中心とする腰まわりにあるインナーマッスルを特に重要と考えています。


コアを意識して体を動かし、背骨や骨盤などを本来の正しいポジションに戻すと、体の歪みが改善され、関節に無理な負担がかからなくなります。

そのため、腰や股関節、膝などの痛みを改善することができます。

また、腹部や背中のインナーマッスルを鍛えると、背骨と骨盤が筋肉で支えられて安定し、姿勢がよくなります。

特に腰痛のある人は、腰がしっかりとさ支ええられて安定するので、痛みを和らげるだけでなく、
腰痛予防にもつながります。


呼吸を整える
 ピラティスのすべての動作の基本となるのは呼吸法です。

 肋骨を動かし、胸とおなかの筋肉を使うことによって引き締まった腹筋や美しい姿勢をつくる効果があります。

 仰向けに寝て、膝を立てた状態で行っても同様の効果が得られます。


背骨と骨盤のゆがみを正す
関節痛をやわらげるには、関節に負担をかけないように、姿勢を正すことが大切です。

この姿勢は背骨と骨盤のゆがみを正す基本の体操で、Cカーブといいます。

 背骨と骨盤を意識して動かすことが基本です。


動画で見てみる↓
ピラティス。正しい立ち方と歩き方


下腹を鍛える
上体を左右にひねる動きでおなかの筋肉を鍛え、下腹を引き締めるエクササイズです。

 脚の動きもくわわるため、脚のラインをきれいにする効果もあります。

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2014年6月15日日曜日

2日前の日記をつけよう

記憶には、短期記憶と長期記憶があります。

それともうひとつ感覚記憶というのがあります。感覚記憶は映像や音などを1~2秒記憶することです。

短期記憶は、約20秒間~数日間保持される記憶です。

短期記憶を長期記憶にするには、長期記憶の倉庫に転送しなけれなりません。

転送するときに必要なのが、維持リハーサルと精緻化リハーサルです。


維持リハーサルとは、繰り返して覚える方法で、英単語を声に出してなんども何度も繰り返し覚えたことがあると思いますがあれです。

精緻化リハーサルは、年号を語呂合わせで覚えたり、関連づけて覚えたりすることです。

そのほか、カテゴリーに分類して覚えたり、動作で覚えたりなどいろいろあるようです。

長期記憶を忘れないようにするには、長期記憶に少なくとも一回はアクセスしなければなりません。

それが、2日前の出来事を思い出す方法です。

前日だと覚えていても、2日前となるとあやしくなってきます。それを意識して思い出します。


2日前の日記を書くというのもいい方法なのです。

長期記憶にアクセスすると、呆けたかどうかわかります。

脳を使ったことになり、ボケ防止になるのです。

手始めに、2日前の食事の内容を書いてみてください。


関連参照:
つまらんことでしょうか


音痴解消

2014年6月14日土曜日

食物繊維の上手な摂り方

現代の日本人は食物繊維の摂取不足は深刻だと言われます。

では、どんなものを食べればいいのでしょうか?

1.海藻類
2.豆類
3.野菜(とくにゴボウや大根などの根菜類)
4.きのこ
5.イモ類

が挙げられます。


上手に摂る食べ方として

量を多く食べる「主食」を、食物繊維中心のものにする。

海藻を加えた、生野菜サラダを食べる、または、海藻そのものを増やす。

漬物、キムチ、ピクルス、納豆などの発酵食品や食物繊維の多い切干ダイコン、里芋料理などをおかずとして摂る。


などがあります。


これを意識してしてとるだけでもだいぶ違ってきます。

腸内環境もよくなり、体のすみずみに滞っている老廃物が排泄されやすくなります。


関連参照
「加齢」との付き合い方
酵素丸わかり

音痴解消

2014年6月13日金曜日

不調の時こそ「食べない」

具合が悪くて食欲がないとき
「栄養をつけるためには食べないと」などと考え、無理して食べることがあります。

病気の時に食欲が落ちるのは、体が消化酵素を押さえ、その分、しっかりと代謝に回して免疫力をアップさせ、元気に回復させたがっているサインなのです。

であるのに、

「疲れた体には栄養補給」
「疲れた時こそしっかりした食事」

という間違った常識にとらわれてはいませんか。


体力が落ち、不調の時こそ、食べないことです。ただし、水分補給は必要です。

もし食べられそうなら消化がよく、
ミネラルやビタミン、ファイトケミカルなどをたっぷりと含んだ生野菜や果物がいいでしょう。


朝はもちろん、昼も夜も、体調が戻るまで「食べない」ことを続けるとかなり元気になります。


また、食べ過ぎや飲みすぎで胃が重いときには、大根おろしやリンゴのすりおろしがよい。

食べ過ぎは消化酵素を消耗するうえ、
消化しきれなかった残留物が腸で悪玉菌のエサとなり、腸内環境が悪化する原因になります。

胃腸の働きを助けて消化を促進する大根や、腸をきれいにして疲労物質を分解する
りんごのすりおろしを食べれば、胸焼けなどの不快な症状も楽になります。


参考参照:
酵素丸わかり
いま知りたいファイトケミカル

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2014年6月12日木曜日

腸は根っこ?


私たちは日々、食物を食べ、水を飲み、空気を吸って生きています。

その人間を「樹木」に例えるとこんな感じでしょうか。

枝や幹は体の骨や筋肉に、葉は酸素や二酸化炭素の交換を行うので肺に、樹液は血液やリンパ液に相当します。

そして、樹木で一番大切なところは、です。


土壌から栄養分や水分を根っこで吸収できれば、
たとえ一度は枯れたように見えても、樹木は再生します。

その根っこの部分が、腸(小腸)にあたります。

根である腸には、免疫細胞が集まっています。

だからこそ、腸は大切であり、腸内環境が免疫力を左右するのです。


また、土壌は腸の中身、つまり食べたものです。

土壌が汚染されていれば樹木は弱り、死んでしまいます。

人間も同じです。

良くないものを食べていると病気になり、場合によっては死んでしまうこともあります。


関連参照:
いま知りたいファイトケミカル

音痴解消


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